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科学的社会主義の思想を現代に生かすためにレーニンから学ぶためのページ

☆レーニンの著作の抜粋(その8)

D・ロシア革命(その2)

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D・ロシア革命(その2)

14、独裁・ソヴェト権力、社会主義の政治・経済、官僚主義、新経済政策のもとでの労働組合の役割ただし、「14-20」からです。

レーニン全集のなかから、みなさんにお読みいただきたいと思う文章と私が興味をもった文章を、上記のテーマにまとめ、年代順に抜粋いたしました。各項目の紹介文のあとのPDFファイルをダウンロードしてお読み下さい。

14  独裁・ソヴェト権力、社会主義の政治・経済、  官僚主義、新経済政策のもとでの労働組合の役割

14-20

新しい芽生え、悪循環をたちきる力、社会主義を勝利させる高い労働生産性

第29巻『偉大な創意』P429~431、1919年7月

われわれは、新しい芽ばえを入念に研究し、もっとも注意ぶかくそれを取りあつかい、あらゆる方法でその成長をたすけ、そしてこの弱い芽ばえを「いたわりそだて」なければならない。そのうちのいくつかが枯れてしまうことは避けられない。新しいもののありとあらゆる芽ばえを支持することが必要であり、そのなかから生活は、もっとも生活能力のあるものをえらびだすのである。

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14-20 新しい芽生え、悪循環をたちきる力、社会主義を勝利させる高い労働生産性
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14-21

①ソヴェト権力の二ヵ年の最も重要な二つの教訓、②全ロシア中央執行委員会の構成についてほか

第三〇巻『ソヴェト権力の二ヵ年』P116~117ほか、1919年11月7日ほか

労働者が全般的な国家統治に参加したので、それではじめてわれわれは、このような信じられないほどの困難のもとでも持ちこたえることができたのだということ、そしてこの道をすすむことによってはじめて、われわれは完全な勝利をかちとることができるであろうということ。等々

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14-22

プロレタリアートの独裁の条件

第30巻『政論家の覚え書』P366~367、1920年2月14日

プロレタリアートの独裁を承認することは、第二インタナショナルの日和見主義、改良主義、中途半端、言いぬけとの絶縁、古い伝統をつづけないわけにはいかない指導者、古い(年齢においてではなく、そのやり方の点で)代議士や、労働組合や、協同組合の官僚などとの絶縁を、決定的に、容赦なく、まったく意識的に、まったく首尾一貫して、実行することである。

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14-23 重要!!

農村での社会主義の勝利のための条件

第31巻『農業問題についてのテーゼ原案』P150~152、1920年6月はじめに執筆

収奪された搾取者の土地の一部をその近辺の小農、ときには中農にただで譲渡することは絶対にゆるさないと考えたら、それは最大の誤りである。

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14-24

個人崇拝についてのレーニンの厳しい態度

第42巻『ゴーリキーの諸論文についての党政治局の決定』P267~278、1920年7月31日執筆(20-2と同一文)

直接、PDFファイルを参照して下さい。

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14-25 重要!!

第9回全国協議会時点での革命の到達点

第42巻『ロシア共産党(ボ)第9回全国協議会』P270~276、1920年9月24日

同志諸君、討論のなかでおこなわれた一部の言明、それどころか一部の演説すら、それが注目に値するのは、それがもはやたんに極度の疲労を明らかにあらわしていただけでなく、この疲労がヒステリー状態に達していて、したがってまったくよけいなことを論じていたからにすぎない、というふうに私には思われる。そこにはデマゴギーがあるとは言うまい。肉体的な極度の疲労がヒステリー状態に達したのである。

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14-26

科学・技術の発展の重要性について

第四五巻『最高国民経済会議皮革工業総管理局へ』P5ほか、1920年11月12日、13日に執筆

第45巻 序文 Ⅶ

「この巻で重要な地位を占めているものに、文化、科学、技術の発展の問題を取り扱った資料がある。これらの問題を、レーニンは、国の経済建設の任務と切りはなせないように結びつけて考察した。彼は、発明活動を全国的な規模で調整する必要に注意を向けて、届け出のあった発明の審査、登録を秩序だてるように提案した。この巻に収録された『最高国民経済会議科学技術部発明課へ』の手紙は、非常に興味ぶかい。」

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14-27

コンミューンについて

第45巻『プロレタリア駅の労働者、職工、職員、共産党細胞へ』P39~40、1921年1月20日

「とくにお願いしますが、コンミューンでの活動は、周囲の農民を援助し、かつ彼らと最良の関係をたもつように組織してください。これなしには、また実務的、実際的、経済的な成功なしには、私はコンミューンをあまり信用できないし、コンミューンというものがすこしばかり心配にさえなります。」

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14-28 重要!!

農民大衆の信頼を回復するため

第45巻『エヌ・オシンスキーヘ』P64~65、1921年3月1日

レーニンは「これこそ、われわれが農民大衆の信頼を回復するために、全力をあげてとびつかなければならない人物だ。これは基本的な政治的課題で、しかも猶予のならないものだ。ぜひお願いするが、「機関的」な立場にあまり夢中にならないように、この立場から、あまりやきもきしないようにしたまえ。それよりも、農民にたいする政治的態度にもっと注意をはらってほしい。」と「機関的」な立場からものごとを処理するのではなく政治的態度から問題を解決する重要性を指摘している。

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14-29 重要!!

中農を満足させるための新経済政策と地方的取引停止の誤り

第32巻「ロシア共産党(ボ)第十回大会」P230~233、1921年3月8日~16日

「取引の自由とは、商業の自由であり、商業の自由とは、資本主義への後退を意味する。取引の自由や商業の自由は、個々の小経営主間の商品交換を意味する。マルクス主義のイロハなりとまなんだわれわれは、みなこの取引と商業の自由から不可避的に出てくることは、商品生産者が資本の所有者と労働力の所有者とに分離し、資本家と賃金労働者とに分離すること、すなわち、資本主義的賃金奴隷制が再建されることだということを知っている。」という文章についての青山の見解に注目。

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14-30 重要!!

党外労働者にたいする態度について

第42巻『党外労働者にたいする態度についての手紙の草案』P396~397、1921年4月、おそくとも27日に執筆

共産党員の党外大衆との結びつきを維持し発展させる活動を強化することが無条件に必要である。このために必要なことは、労働者・農民大衆の総会だけでなく、すべての責任ある公務員の労働者・農民大衆にたいする実務的報告会を定期的に招集すること。党外の労働者・農民大衆にソヴェト機関とその活動を批判する機会があたえられるように、このような報告会はすくなくとも月一回かならずひらくこと。

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14-31

官僚主義との闘争には、

第35巻『エム・ソコロフへ』P540~541、1921年5月16日に執筆(2-21と同一文)

ツアーリを追いはらい、地主を追いはらい、資本家を追いはらうことはできる。われわれはそれをやってのけた。しかし農民国で官僚主義を「追いはらう」ことはできない。「根絶する」ことはできない。ゆっくりしたねばり強い努力によってそれをすくなくすることができるだけだ。

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14-32

企業の配置、企業の経営

第45巻『すべての州および県経済会議への電報』P352ほか、1921年9月12日、1922年5月15日に執筆

レーニンは外国貿易の独占の重要性と独占の維持のための国営商業の経営方法の改革について述べている。スターリンはそれについて理解していない。

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14-33 重要!!

ロシア革命──ブルジョア民主主義革命から社会主義革命へ

第33巻「十月革命四周年によせて」P37~41、1921年10月14日

注)本文と17-3、4-34で「十月革命四周年によせて」の全文です。

10月25日(11月7日)の四周年がやってくる。

 この偉大な日がわれわれから遠ざかっていけばいくほど、ロシアのプロレタリア革命の意義はますますあきらかになってくるし、われわれは、全体としてみたわれわれの仕事の実際の経験をも、いっそうふかく考える。

 ……(略)

 われわれは、ブルジョア民主主義革命の諸問題を、われわれの主要な、ほんとうの、プロレタリア革命的な、社会主義的な活動の「副産物」として、通りすがりに、ことのついでに、解決してしまった。改良は革命的な階級闘争の副産物である、とわれわれはつねに言ってきた。ブルジョア民主主義的な改造は、プロレタリア的、すなわち社会主義的な革命の副産物である、──われわれはそう言ってきたし、事実によってそれを証明した。

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14-34 重要!!

革命の三つの社会主義的な仕事

第33巻『現在と社会主義の完全な勝利ののちとの金の意義について』P102~103、1921年11月6~7日

これまでに十分になしとげられたことと言えば、わが国の革命のブルジョア民主主義的な仕事だけである。そしてそれをほこるもっとも正当な権利を、われわれは持っている。革命のプロレタリア的あるいは社会主義的な仕事は、三つのおもな種類に帰着する。

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14-35 重要!!

新経済政策の諸条件のもとでの労働組合の役割と任務について

第42巻『新経済政策のもとでの労働組合の役割と任務についてのテーゼ草案』P520-532、1921年12月30日から1922年1月4日のあいだに執筆、1922年1月17日、若干の変更をくわえて『プラウダ』第12号に発表

プロレタリア国家がその本質を変えないで、商業の自由と資本主義の発展とを許すことができるのは、ただある程度までであり、国家が私的商業と私経営的資本主義を規制するという条件のもとでだけである。……だがこのような規制が完全にうまくゆくばあいでも、労働と資本の階級的利害の対立は無条件にのこっている。だから労働組合のもっとも重要な任務の一つは、今後、資本とたたかうプロレタリアートの階級的利益を全面的にあらゆる手段でまもることである。この任務は、第一級の任務の一つとして公然と提起しなければならないし、労働組合の機関はそれに応じて建てなおし、かたちを変え、あるいは拡充しなければならず、ストライキ基金その他がもうけられなければならない、もっと正確には、もうけうるものとならなければならない。

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14-36 重要!!

新経済政策の諸条件のもとでの労働組合の役割と任務について

第33巻『新経済政策の諸条件のもとでの労働組合の役割と任務について』P182~193、1921年12月30日-1922年1月4日に執筆

社会化された企業についていえば、勤労者の利益をまもり、可能なかぎり彼らの物質的生活状態の向上をたすけ、経済機関の誤りと行きすぎが、国家機関を官僚主義的にゆがめることから出ているかぎり、これをたえず是正する義務が、無条件に労働組合に負わされる。

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14-37

①内密に、おろかしくもみけすよりも…、②共産主義者の官僚主義者

第36巻『ヴェ・ア・アヴァネソフ、デ・イ・クルスキー、 ア・デ・ツュルーパへの筆記電話』P660ほか、1921年12月13日、23日、1922年2月22日と28日に執筆

☆「国家機関」の現状、「事務渋滞」と解決への模索。

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14-38

幹部の選抜について

第45巻『イェ・エム・ヤロスラフスキーヘ』 P530~531、1921年12月24日に執筆

レーニンは、精力的で、ゆたかな知識をもち、創意に富んだ働き手を尊重した。彼は、「役人的押しつけの方法」、命令の方法、下部の同志にたいする粗暴な態度をきびしく非難し、形式主義、事務渋滞、だらしなさ、軽率さ、せっかちとたたかった。

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14-39 重要!!

新経済政策のもとでの戦闘の方法と組織

第45巻『新経済政策のもとでの司法人民委員部の任務について』P611-617、1922年2月20日に執筆

情勢にみあった課題を正確につかむこと。そのもとでの宣伝の意義、一つ一つの仕事を確実に分担して確実に実行することの必要性、社会主義を目ざす階級的な観点で「私法関係」を徹底的に見直す態度の重要性を口を酸っぱくして述べている。

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14-40

ソヴェト国家の現状

第36巻『1922年3月27日の演説のプラン』P676~680、1922年3月27日以前に執筆

ソヴェト国家。世界で最初のもの。新しい時代。最初の蒸気機関よりも出来が悪い!!

 今必要なことは、人物の選択と実行の点検。

  そして、大衆の先頭にいなければならない。そうでなければ、われわれは大海のなかの一滴である。

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14-41 重要!!

地方的経験の正しい公表と正しい評価の必要性

第36巻『エヌ・オシンスキーヘ』P683~684、1922年4月12日

きょうの『プラウダ』にのった君の論文『地方の経験の新しい資料』を大いに歓迎する。われわれにもっとも欠けているのは、ほかならぬこのような論文だ。私は、各人民委員部内に、このような概観をおこなうため、政論家(人民委員部および人民委員の活動と緊密に結びついた)を「入れる」べきだと考える。

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14-42

「軍事スパイ」をつかまえ、国外に追放する

第45巻『エフ・エ・ジェルジンスキーへ』P721-723、1922年5月19日に執筆

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14-43

ゴーリキーの「情勢認識」について

第45巻『エヌ・イ・ブハーリンへ』P733-734、1922年9月7日に執筆

☆私(青山)には「情勢」がわからないので、レーニンの判断が正しいのか、ゴーリキーの判断が正しいのかわからない。

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14-44

人材の配置について

第45巻『イ・ヴェ・スターリンへ』P780-781、1922年12月8日に電話で口述

コミンテルンやプロフィンテルンのためにわが党から人手を汲みつくすことには、絶対に終止符を打つべきである。

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14-45 重要!!

まったくなってないわれわれの機関の改善のために

第36巻『大会への手紙』P705~707、1922年12月26日

中央委員の人数を50人または100人にふやすことは、私のみるところでは、二重の目的、いや三重の目的にさえ役だつにちがいない。中央委員が多ければ多いほど、それだけ多くの人が中央委員会の活動で訓練されることになり、また、なにか慎重を欠いたやり方のために分裂がおこる危険はそれだけ少なくなるであろう。多数の労働者を中央委員会にいれることは、まったくなっていないわれわれの機関を労働者たちが改善する助けとなるであろう。

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14-46 重要!!

国家の人民統制の手段としての労農監督部

第36巻『(中央委員の増員について)』P713~714ほか、1922年12月29日、1923年1月9日と13日に口述(4-37にも一部収録)

私の意見では、中央委員の人数をふやすさいには、われわれのろくでもない機関の点検と改善をも──おそらくは、主として──、おこなわなければならない。このために、われわれは高度に熟練した専門家の助力をえなければならない。そして、これらの専門家を配置する仕事は、労農監督部の任務でなければならない。

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14-47

ソヴェト国家はどうしたら持ちこたえることができるか

第33巻『量はすくなくても.資のよいものを』P522~524、1923年3月2日

このような事態は、わが国に、どのような戦術を指示するであろうか? あきらかにつぎのようなものである。われわれの労働者権力を維持し、わが小農民と零細農民を、この権力の権威と指導のもとに引きとめるために、われわれは最大限に警戒心を発揮しなければならない。

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