5-3

☆レーニンの考えの紹介

レーニンから学ぶ科学的社会主義の思想の大事な点と科学的社会主義の党にとって大事なこと

〈このページの構成〉

  1. はじめに
  2. Ⅰ、レーニンの発見のポイント
  3. Ⅱ、『レーニン全集』の中のレーニンの大切な考えの抜粋

 

はじめに

 レーニンは、「社会主義は、いまや、現代資本主義のすべての窓からわれわれをながめている。社会主義は、この最新の資本主義にもとづく一歩前進をなす一つ一つの重大な方策から、直接に、実践的に、うかびあがっている。」(第25巻『さしせまる破局、それとどうたたかうか』P386~387、1917年9月10~14日)と言っています。

 世界経済フォーラム(WEF)の2020年の年次総会(ダボス会議)で、米セールスフォース・ドットコムのCEOマーク・ベニオフ氏は、「我々の知っている資本主義は死んだ」と言い、WEFのクラウス・シュワブ会長は、「COVID-19」の影響で中止された2021年の年次総会について、いまや「社会的市場経済」が必要であるとして、2021年の年次総会のテーマを「グレート・リセット」にすると発表していました。

 そして、国連は、2015年9月、「国連持続可能な開発サミット」を国連本部において開催し、貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会など、「持続可能な開発目標(SDGs)」(17の目標と169のターゲットからなる)を達成するたに「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択しました。

 ダボス会議のテーマと討論、そして、SDGsの17の目標と169のターゲットを見ても、「現代資本主義のすべての窓」から、いまや、社会主義がわれわれをながめていることがわかります。

 私たちが、現在の世界と日本の〝危機〟を正しく認識して、社会発展の方向を明示すれば、それに応える国民の変革のエネルギーは十分に蓄積されています。しかし、残念ながら、日本のどの政党も、新しい生産様式の社会と結びついた真の〝危機〟打開策を国民に提示することができず、旧来の政治・経済の延長線上でしか日本の未来を見ることができません。だから国民に未来への展望が見えないのです。

 マルクス・エンゲルスから科学的社会主義の思想を学んだレーニンが、どのように現状を認識しどのようにたたかったのかを見ることは、私たちが旧来の政治・経済の延長線上でのたたかいから脱却するうえで極めて意義のあることと思います。

 そのような考えに基づき、「科学的社会主義の思想の大事な点」と「科学的社会主義の党にとって大事なこと」について、「Ⅰ、レーニンの発見のポイント」で、レーニンがたたかいの中で学び著作等を通じて訴えたことで、みなさんに特に留意していただきたいと思った4っの点をピックアップし、「Ⅱ、『レーニン全集』の中のレーニンの大切な考えの抜粋」で、みなさんが『レーニン全集』から直接触れられるよう、このページを編集いたしました。

 是非、ご活用ください。そして、一日も早く、みんなで力を合わせ、資本主義的生産様式の社会を終わらせましょう。

Ⅰ、レーニンの発見のポイント

このページ群の最新のページ(2022/02/15)の紹介

資本主義に変わる新しい生産様式の社会への道

このページでは、まず、①科学的社会主義の思想が明らかにした、資本主義に変わる新しい生産様式の社会を実現するための〝民主主義〟と〝社会主義〟のための闘いはどのような関係に在るのかを見て、次に、これを踏まえて、②改良主義と革命的改良との違いを明らかにし、最後に、これらを踏まえて、③科学的社会主義の党の戦い方を見ていくことを明示します。

社会主義のための闘争と民主主義のための闘争の不可分性

ここでは、レーニンが〈社会主義は、つぎの二つの意味で、民主主義がなければ不可能である〉と述べていること等を紹介し、①社会主義のための闘争と民主主義のための闘争との相違点を明らかにし、②レーニンから学びます。

二つの戦術──要求を改良主義的でなく革命的に定式化せよ

これらを踏まえ、レーニンが〈現代社会ですでに支配的な役割をはたしているこれらの階級利害をあいまいにすることはすべて、戦士を弱めるだけであろう〉と言い、〈すべてこれらの要求を改良主義的でなしに革命的に定式化し実行することが必要となるのである〉と述べていること等を紹介し、①レーニンから学び、②不破さんが共産党員を科学的社会主義の思想からどのように遠ざけるかを明らかにして、③〝生産手段にたいする全人民の民主主義的管理が組織された社会〟のためになにが必要かを明らかにします。

科学的社会主義の党のたたかいの進め方

上記のⅠ、Ⅱ、Ⅲを踏まえて、具体的にどのような闘い方が求められているのか見ていきます。

 ①鎖全体をおさえることができる鎖の特殊な一環をつかむことの重要性、必要性について、②最も適切な合言葉、スローガンを示すことの重要性、必要性について、③宣伝、煽動のしかたについて、④全国的政治新聞の意義について、そして最後に、⑤いま求められているものについて、レーニンの考えを詳細に紹介し、私たちが〝なにをなすべきか?〟を詳細に見ていきます。

 

このページの最後で青山が訴えていること

そして、このホームページの最後のページであるこのページの最後で、青山は、「共産党」蘇るのが絶望に近い状況の中で、それでも希望をもって、次のようなエールを送ります。

〝まだ不破さんを通じてしかマルクス・エンゲルス・レーニンの思想に触れていない方は、是非、もう一度、直接マルクス・エンゲルス・レーニンに触れて、目からウロコを落として下さい。そしていまの日本の「危機」の真の原因を突き止め、大衆と共に、そして、党員と共に歩む党に「党」の活動スタイルを変えて下さい。老いたりといえども、今いる党員がマルクス・エンゲルス・レーニンの思想=科学的社会主義の思想で完全武装すれば、いまの日本の「危機」の深刻さからして、日本の夜明けはそれほど遠くはないと思います。〟

3-1

「党綱領はどのようにつくられなければならないのか」を見る

☆レーニンは、1895年から1896年に執筆した「社会民主党綱領草案と解説」で、「ロシア社会民主党は、労働者の階級的自覚を発達させ、彼らの組織化に助力し、闘争の任務と目標とを指示することによって、ロシアの労働者階級のこの闘争を援助することを、自分の任務として宣言する」と述べて、科学的社会主義の党の目的を明らかにしました。

レーニンが「わが党の綱領草案」で教えていることを見る

☆そして、レーニンは、1899年末に執筆した「わが党の綱領草案」で、上記の党の目的を実現するために綱領は、①党の基本的な見解の定式化をおこなうこと、②党の当面の政治的任務の正確な規定をおこなうこと、③煽動活動の範囲を標示すべき当面の諸要求をしめし、煽動活動に統一性をあたえ、煽動活動をひろめまたふかめ、煽動を小さな、ばらばらな要求のための部分的、断片的な煽動から、社会民主主義的な諸要求の総体のための煽動へたかめるものでなければならないことを明らかにし、綱領を構成する項目を列挙しています。

現在の日本の科学的社会主義の党の綱領のあり方を見る

☆このレーニンの綱領のあり方から学び、現在の日本の科学的社会主義の党の綱領のあり方を①経済的発展の基本的性格とその不可避的な結果について、②プロレタリアートの階級闘争の持つ意味、③政治的自由を拡大し、基本的な民主主義的要求を実現するための〝言論分野の民主化〟と〝代議員制度の民主化〟、④労働者階級を中心とする諸階層のための諸要求の提示、という順に見ていきます。

このページをよりよく理解していただくための全集の抜粋の紹介

☆最後に、このページでのレーニンの考えをよりよく理解していただくためのPDFファイル「3-1-2「社会民主党綱領」関係の抜粋」を全集から「抜粋」し、ご活用していただくこととしました。是非、お読み下さい。

3-3

〝資本主義的生産様式から結合労働の生産様式への移行〟の意味

☆マルクスとエンゲルスは、「生産手段」が「資本」に転化し、「資本」の所有者が労働者を賃金奴隷として搾取する資本主義的生産様式の社会の仕組みを明らかにし、資本主義的生産様式から結合労働の生産様式の社会への移行の意味を示した。

政治的民主主義の道をとおらずに社会主義にすすむことはできない

☆マルクス・エンゲルスから正しく学んだレーニンは「政治的民主主義の道をとおらずに別の道をとおって社会主義にすすもうとするものは、かならず、経済的な意味でも、政治的な意味でも、愚劣で反動的な結論に達する」ことを断言した。

レーニンが示した新しい生産様式の社会への道

☆レーニンは、「あらゆる国事への全国民大衆の、権利を真に同じくした、真に全般的な参加の完全な発展」によって「全勤労大衆の国事参加を民主主義的に組織する」ことと、「資本主義廃絶のあらゆる複雑な問題への全国民大衆の、権利を真に同じくした、真に全般的な参加の完全な発展」によって「生産手段にたいする全人民の民主主義的管理を組織する」ことが〝社会主義〟への道であることを繰り返し繰り返し訴えた。

レーニンの早すぎる死

☆レーニンの早すぎる死は、レーニンをして、「スターリンは粗暴すぎる」、「粗暴な大ロシア人的デルジモルダなのだ」と言わせたスターリンによる党の破壊と独裁をもたらし、そのことによって、新しい生産様式の社会の存立要件を粉砕してしまいました。

〝論争点を公然と討議する〟ことと言論分野の民主化

☆社会主義社会への道でもう一つ大事なのは、〝論争点を公然と討議する〟こととイデオロギー分野の民主化です。「論争点を公然と討議する」ことは、私たちが真理に近づく最良の方法であり、言論分野の民主化はクリーンな言論環境をつくることです。

マルクス・エンゲルス・レーニンが示したコミュニズムへの道

☆マルクス・エンゲルス・レーニンが示したコミュニズムへの道は、①国法をもって「資本」が「生産手段」と企業を支配する権利を剥奪し、知的財産権等「財産」に基づく特権を廃止し、②〝生産手段にたいする全人民の民主主義的管理を組織すること〟と〝全勤労大衆の国事参加を民主主義的に組織すること〟を中心に、社会を民主的に組織することであり、社会主義者の仕事はこれらのことを国民の合意にすることです。

3-4

レーニンが生きた時代の特殊性を学ぶ意義

☆ロシア革命は、帝国主義の「二つの強盗グループが衝突したために」、「国際帝国主義の一時的な故障を利用し」て、資本主義の遅れたツァーリのロシアで、世界で最初の労働者階級の国家が、期せずして、誕生したものです。

 だから、科学的社会主義の思想から見て、未完成で、不十分な点がたくさんあります。その未完成で、不十分な点を包み隠さずしっかり見て、正しい判断をしないと科学的社会主義の思想を歪曲することにもなりかねません。

レーニンの晩年期の時代の特殊性について

☆「政治的民主主義の道をとおらずに別の道をとおって社会主義にすすもうとするものは、かならず、経済的な意味でも、政治的な意味でも、愚劣で反動的な結論に達するのである」と考え、「全勤労大衆の国事参加を民主主義的に組織し、全人民の民主主義的管理を組織する」ことを考えていたレーニンは、実質的に「共産党」と「ソヴェト権力」が一体とならざるをえない環境が作り出されるなかでたたかった。

「マルクスが人民革命と名づけたあらゆる革命」に未来を託したレーニン

☆レーニンは、国家と「党」との緊急時での歪んだ関係の中でも、「行政のすべての細部を勤労大衆の最優秀分子に教え」て、革命を担う人財を輩出させる努力をおこない、「全勤労大衆の国事参加を民主主義的に組織し、全人民の民主主義的管理を組織する」ことを通じて新しい社会──社会主義社会──の実現をめざしました。

何がスターリンの専制を生み出したのか

☆「性急」で「気まぐれ」で「粗暴すぎる」スターリンが書記長になった「党」とソヴィエト国家は、中央委員の数を増やすだけではスターリンの横暴を阻止することも「党」と国家の没落への途を止めることはできませんでした。その原因を見てみよう。

自らの誤りの原因を見事に言い当てたスターリンの誤り

☆スターリンは、「レーニン主義」と称して、「プロレタリアートの独裁における主要なもの」として「党の指導(「独裁」)」を定式化するというとんでもないことをおこない、科学的社会主義の思想と党を破壊し、ソビエト国家を破壊してしまいましたが、スターリンの『レーニン主義の諸問題によせて』の中の党と階級とのあいだの正しい相互関係が崩れる三つのケースの記述は、スターリンが起こした自らの誤りの原因を見事に言い当てた文章となっています。

スターリンの専制はなぜ防げなかったのか

☆その第一に「党が大衆のなかでの権威を、自分の活動と大衆の信頼とのうえにではなく、自分の「無制限な」権利のうえにきずこうとしはじめるようなばあい」があります。

 まさに、「スターリンの専制」を許した、最大の問題は、レーニンの言う、「全勤労大衆の国事参加を民主主義的に組織し、全人民の民主主義的管理を組織する」ことが欠け、「指導」党の「無制限な」権利のうえにスターリンが君臨したからです。

二一世紀の日本の政治の展望

──本当の民主主義への途──

☆レーニンが生きたロシアとの対比で、二一世紀の日本の今ある「新たな社会の形成要素」と「古い社会の変革契機」から導き出すことができる政治のあり方を展望すると、……

民主が徹底されなければ〝集団の英知〟は生まれない

☆スターリンの『レーニン主義の諸問題によせて』に書かれている、二番目の「党の政策があきらかにまちがっており、しかも党が自分の誤りを再検討し、それを訂正しようとしないようなばあい」に陥るのは、「党」がどのような状況のときなのか、具体例で見てみる。

マルクス主義政党の基本的な態度──みんなで考えよう

☆最後に、スターリンは、党と階級とのあいだのただしい相互関係が崩れるケースとして「(三)党の政策は一般的にはただしいが、しかし大衆にまだこの政策を自分のものにする準備ができておらず、しかも党の政策のただしいことを、大衆自身の経験にもとづいて大衆が納得できるようにするために、党が時機をまつことをのぞまないか、または、まつ力がないようなばあい。」を挙げています。

 国民・労働者階級の革命的エネルギーを発現させ、科学的社会主義の党との共同闘争を発展さるための科学的社会主義の党のたたかい方を一緒に考えましょう。

☆3-5

〈付録〉レーニンの「抜粋」から学ぶ手がかりの提示

──労働者階級の成長の仕方を探究し、実践したレーニン──の紹介

 

労働者階級の成長の仕方を探究し、実践したレーニン

「レーニンの著作の抜粋」での区分と併せてご活用下さい。

☆このページは、「☆レーニンの著作の抜粋」の中から、科学的社会主義の党にとって大事だと思う四つのテーマ──①「マルクス主義の全精神、その全体系」、②二つの任務(民主主義と社会主義)、③二つの戦術(改良主義と革命的改良)、④暴露の重要性、運動の組織──という切り口で、文章をピックアップいたしました。

☆「レーニンの著作の抜粋」での、「A科学的社会主義、B党、C各論、Dロシア革命、E経済学、帝国主義、Fレーニンの人柄・人物評、全集マメ知識」という区分と併せてご活用下さい。

 

〈取り上げた四つのテーマ〉

1、「マルクス主義の全精神、その全体系」について

2、二つの任務(民主主義と社会主義)について

3、二つの戦術(改良主義と革命的改良)について

4、暴露の重要性、運動の組織について

☆上記の四つのテーマとその小分類したテーマを下記の通り紹介します。

ホームページ3-5「〈付録〉レーニンの「抜粋」から学ぶ手がかりの提示──労働者階級の成長の仕方を探究し、実践したレーニン──」を、是非、ご活用ください。

「マルクス主義の全精神、その全体系」について

☆マルクス主義の全精神、その全体系は、それぞれの命題を①歴史的に②他の諸命題と関連させて③歴史の具体的経験と結びつけて考察することを要求している

☆解決が「可能である」とか「すべきである」という思弁(「願望」や「道徳性」)から、現実がなぜそうなったのかをみて解決の道をさがすべきだ

☆目前の課題を根本にさかのぼって説明せよ。歴史的必然性とその具体的道すじを正しくつかむことが、私たちの活動の成功の保障になる

☆任務の困難なことが問題なのではなく、任務の解決をどの道にもとめ、どうやってその解決を達成するかが問題なのだ

☆事実に基づく公然たる論争が正しい道を示す

☆闘争のスローガンはどのように導きだされなければならないか。必要なのは弁証法的唯物論者の真に歴史的な分析である

☆機関紙の意義。ほんとうに生き生きとした機関紙はどう作られるか

二つの任務(民主主義と社会主義)について

☆当面の革命の性格と修正主義との闘い

☆社会主義的活動と民主主義的活動

☆敵、味方を峻別し、目標を大衆に知らせる

☆わたしたちのスローガンは、敵と味方を区別することをたすけ、運動に方向性をあたえ、目標に向かって結束を強めるような旗じるしでなければならない

☆ほんとうに生き生きとした機関紙はどう作られるか(再掲一部

☆「こういう方策はまだ社会主義ではない。それらは消費の割当てにかんするものであって、生産の改造にかんするものではない」

二つの戦術(改良主義と革命的改良)について

☆人民の利益になるあらゆる勢力を支持する。小ブルジョアジーの反動的熱望に反対して大ブルジョアジーを支持する

☆わたしたちのスローガンは、敵と味方を区別することをたすけ、運動に方向性をあたえ、目標に向かって結束を強めるような旗じるしでなければならない(再掲一部

☆ほんとうに生き生きとした機関紙はどう作られるか(再掲一部

☆「改良」主義者・修正主義者とマルクス主義者とのたたかい方の違い

暴露の重要性、運動の組織について

☆科学性と革命性が結合された、「真の闘争の合言葉」を!

☆人民が自から学ぶことを助け、経験にもとづいて自分の誤りから抜けだすことを助ける

☆大衆は事態を理論的(空論的)にではなく、実践的に、見ている

☆連鎖の環をつかめ ☆少数者が多数者に自分の意志をおしつけることができると考えるのは空想家、陰謀家だけである

☆作用と反作用。2倍の力で反撃せよ

☆目前の課題を根本にさかのぼって説明せよ。歴史的必然性とその具体的道すじを正しくつかむことが、私たちの活動の成功の保障になる(再掲

☆任務の困難なことが問題なのではなく、任務の解決をどの道にもとめ、どうやってその解決を達成するかが問題なのだ(再掲

☆マルクス主義者が自由主義者とちがうのは困難なことを不可能だと言わない点にあり、その困難を克服するためにすぐれた分子をいっそう固く結束させることだ

☆研究し、宣伝し、組織する ☆労働者党の労働者への援助

☆敵、味方を峻別し、目標を大衆に知らせる。(再掲

☆党は何処にあるのか。党は、政治生活に参加している自覚したマルクス主義的労働者の大多数がいるところにある

☆労働者大衆と切ってもきれないように結びつくこと

☆わが共産主義者の誤りを、全世界にわたって資本の攻撃を受けているプロレタリアートの大衆のせいにすることはないであろう。 ☆あらゆる理論水準にあった宣伝・煽動の運動の展開をしなければならない ☆わたしたちのスローガンは、「敵と味方を区別することをたすけ、運動に方向性をあたえ、目標に向かって結束を強めるような旗じるし」でなければならない(再掲) ☆ほんとうに生き生きとした機関紙はどう作られるか

☆資本主義的生産様式を曝露せよ

☆レーニンの著作の「抜粋のタイトルの総目次」はこちらをクリックしてご覧ください。

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Ⅱ、『レーニン全集』の中のレーニンの大切な考えの抜粋

各ページの「抜粋」した文章のなかで、より重要と思う文章の一部について、その番号とタイトルを列挙しました。

3-A-1科学的社会主義(その1)

 

科学的社会主義(その1)

1、科学的社会主義の理論

1-1問題を唯物論的に見て、ラジカルに提起する、1-3マルクスと以前の社会主義者との違い、1-5あらゆる側面を分析しなければならない、1-9労働の社会化とは、1-10科学的社会主義の理論はどのようなものか、1-12資本主義の進歩的・革命的作用、1-13マルクスの理論の本質、1-16マルクス主義者は〔切実な要求〕をプロレタリアートの要求としてプロレタリアートが利用するためにマルクス主義者の仕方で定式化せよ、1-17組織されたプロレタリアートの歴史的役割・マルクスとエンゲルスが労働者階級にたいしてなした貢献・社会主義者がしなければならないこと、1-18当面の革命の性格と戦い方(修正主義との違い)、1-21マルクスとエンゲルスの主要な功績、1-22理論の欠如、社会主義の危機、1-23戦術は二つに一つである、1-27マルクスが述べたマルクスの功績、1-28資本主義から社会主義への「飛躍」の鎖全体を左右する一環をつかめ、等々

3-A-2科学的社会主義(その2)

 

科学的社会主義(その2)

2、マルクス主義者と、その生き方 3、哲学、宗教

2-1ロシアのマルクス主義者の闘争の目的、2-2共産主義者は社会民主主義者と名のらなければならない、2-4労働者の組織化のための社会民主主義者の活動、2-5勤労階級の思想的代表者たちが行うべきこと、2-6マルクス主義者の資本主義の批判の方法、2-7社会民主主義者の実践活動──2つの任務、2-8労働運動における社会民主主義者の任務、2-13党員と呼ばれるに値しない人、2-15困難についてのマルクス主義者の捉え方、2-17ボリシェヴィキのたたかい方、 2-21共産主義者にとって絶望することは、3-3宗教にたいする労働者党の態度について、3-6マルクス主義の全精神は…等々

3-B-1党(その1)

 

党(その1)

4、綱領、綱領上の任務、党、党(員)の任務

4-1党綱領はどうつくられなければならないか、4-2綱領の役割と骨子、4-7不断の、一瞬間でもわすれてならないこと、4-8任務の解決をどの道に求め……、4-13マルクス主義者でないものの認識のしかた、4-18党はさまざまな色合を含む、4-21党はどこにあるか、4-22党の任務……大衆の主要な根本的な不幸を取り除く運動、4-30党の任務・共産主義(者)とは、4-34ソヴェトロシアの経済建設、4-37大会への手紙 ─極秘に!─、等々

3-B-2党(その2)

 

党(その2)

5、宣伝・煽動・機関紙の役割 6、選挙・議会と議会闘争 7、党史

☆5-2機関紙の水準と煽動について、☆5-3雑誌と新聞の役割の違い、新聞を手段とする煽動のあり方について、☆5-5「激烈に」書け!ほか、☆5-6わたしたちは労働者階級の政治意識を発達させるためになにをなすべきか、☆5-7全国的政治新聞の意義、☆5-8ほんとうに生き生きとした機関紙、☆5-9機関紙はどう作られねばならないか、☆5-14二種類の『プラウダ』、☆6-1政治を選挙の時だけ、ドブ板だけにするな!、☆6-2国会と民主主義者、☆6-4国会を革命的・社会民主主義的に利用すること、☆6-5 国会内の直接の「立法」活動と煽動・批判・宣伝・組織との関係、☆6-6選挙で重要なこと、☆6-7選挙カンパニアと選挙綱領について、☆6-8「革命的でない情勢」のもとでの共産主義者のたたかい方、☆6-9議会活動の意義、等々

3-C-1各論(その1)

 

各論(その1)

8、経済闘争・政治闘争・理論闘争、改良と革命、修正主義・日和見主義との闘争

☆8-1素町人的社会主義者と社会民主主義者、☆8-2「こまごました努力」に対する態度とその位置付け、☆8-4グレード(経済主義者)のポイント、☆8-8「終局目標」をつねに念頭におき……、☆8-9政治的民主主義の道をとおらずに、☆8-12目先の成果への見方、☆8-13ブルジョア的「改良」と革命的社会民主主義者の改良、☆8-14アンテグラリスト社会主義者、☆8-15修正主義について、☆8-17階級闘争の客観主義、☆8-24改良主義的な改変と革命的な改変、☆8-26経済闘争の中から政治闘争の芽を!、等々

3-C-2各論(その2)

 

各論(その2)

9、民主主義と社会主義 10、統一戦線とプロレタリアートのヘゲモニー 11、民主主義派と自由主義派 12、ブルジョアジーのふりまく幻想と資本主義の原動力

☆9-1なぜ社会民主主義者となのるのか、☆9-2「平等の思想」について、☆9-3社会主義革命と民主主義のための闘争Ⅰ、☆9-4社会主義革命と民主主義のための闘争Ⅱ、☆9-5社会主義の多様な形態、☆9-6社会主義に不可欠な民主主義、☆9-7出版の自由についての決議案、☆9-8社会主義社会は単一の大きな協同組合、☆10-2ブルジョアジーが尻ごみしないように……、☆10-3プロレタリアートのヘゲモニーについて、☆10-4「統一」と「要求実現」の考え方、10-5ロシアの革命的社会民主主義者の妥協、☆11-3民主主義派についての特長づけ、☆11-6小経営主に対する態度──農業問題を通じて、☆11-8プロレタリアートと小生産者との関係、☆12-3ブルジョア国の選挙はみな、☆12-5ブルジョア社会の「出版の自由」、等々

3-D-1ロシア革命(その1)

 

ロシア革命(その1)

13、革命的情勢と蜂起 14、独裁・ソヴェト権力、社会主義の政治・経済、官僚主義、新経済政策のもとでの労働組合の役割(4-19まで)

☆13-11905年のロシアにおける蜂起の意義ほか、☆13-2革命的情勢(その1)☆13-6①蜂起が成功をおさめるためには②蜂起を提起する条件③戦闘術としての蜂起の主要なポイント☆13-7総攻勢が近ければ近いほど☆14-3独裁とは☆14-7社会主義は現代資本主義のすべての窓からわれわれをながめている☆14-9われわれは、ヨーロッパにおける社会主義の勝利に賭ける☆14-10ソヴェト権力の意義☆14-11ソヴェト権力の当面の任務☆14-12ロシアにおける社会主義建設のステップ☆14-14社会主義の完全な勝利をもたらしうる変革☆14-16革命の恒常的本性・勝利の深い源☆14-19住民の慣習となっている古風な遺制については……、等々

3-D-2ロシア革命(その2)

 

ロシア革命(その2)

14、独裁・ソヴェト権力、社会主義の政治・経済、官僚主義、新経済政策のもとでの労働組合の役割(14-20から

☆14-20新しい芽生え、悪循環をたちきる力、社会主義を勝利させる高い労働生産性☆14-23農村での社会主義の勝利のための条件☆14-25第9回全国協議会時点での革命の到達点☆14-28農民大衆の信頼を回復するため☆14-29中農を満足させるための新経済政策と地方的取引停止の誤り☆14-30党外労働者にたいする態度について☆14-33ロシア革命──ブルジョア民主主義革命から社会主義革命へ──☆14-34革命の三つの社会主義的な仕事☆14-35新経済政策の諸条件のもとでの労働組合の役割と任務について☆14-39新経済政策のもとでの戦闘の方法と組織☆14-41地方的経験の正しい公表と正しい評価の必要性☆14-45まったくなってないわれわれの機関の改善のために☆14-46国家の人民統制の手段としての労農監督部、等々

3-E経済学、帝国主義(15~18)

 

経済学、帝国主義(15~18)

15、経済学、帝国主義について 16、平和、軍国主義、戦争 17、民族問題、帝国主義戦争と民族解放闘争 18、日本について、日露戦争、日本と米国

15-1「いわゆる市場問題について」の3っの結論15-4資本にとって外国市場が必要な理由15-5①恐慌についての二つの考え②生産と消費の矛盾について15-8植民地とはなにか?15-10マルクスの表式のもつ意味15-11農業問題Ⅰ15-13帝国主義の定義15-15資本主義的発展段階を飛び越えて共産主義へうつる15-16帝国主義論ノート(その1)15-17外国の賃金圧迫者とインタナショナル15-20勝利したプロレタリアートは…エンゲルスの手紙16-1軍国主義と反軍国主義的戦術16-2戦争をどう評価するか16-3帝国主義戦争を内乱に転化せよ17-1民族問題に関するレーニンの考え 17-2「民族文化」一般の階級的性格17-3民族自決からみた三つの国家型17-4部分は全体に従属する18-1日・露戦争に係るレーニンの見方18-5将来の日米戦争は避けられない、等々

3-Fレーニンの人柄等、全集マメ知識

 

レーニンの人柄等、全集マメ知識

19、レーニンの考え方、人柄等 20、レーニンの人物評 21、全集マメ知識

19-1請求額が少なすぎる(公正を求めるレーニン)19-2個人崇拝についてのレーニンの厳しい態度20-2ブハーリン、ソコリニコフ、ラーリンの評価20-4スターリン、トロッキー等の評価と党組織上の対応について20-5スターリンについて21-1ウジェーヌ・ポティエ21-2〈まめ知識〉言葉、ことわざ等①理解もせずに褒めるな 、りっぱな言葉と空虚な内容との結合の手本②「地獄への這は善意で敷きつめられている」ということわざ③「プロクルストゥスの寝台」④アルカディア⑤ゴルディウスの結び目を断ちきるほか、41項目。面白いから読んで下さい。