新しいページの紹介へようこそ!!

このページは、新しいページ、今、読んで欲しいページをピックアップして紹介しています。是非、お読み下さい。そして、共感されましたら、多くの方に紹介して下さい。

最新ページの紹介

出演の佐々木融氏と長濱利廣氏が日本経済の行く末を暴露し、資本主義を信奉してやまない「BSテレ東」の男性キャスターが目を白黒させてそれを放送した。青山はそれを見て、思わず〝大笑い〟してしまいました。笑っていられない、佐々木さんと長濱さんが語ったこととは。こちらを、是非、参照して下さい。

New!! その1その2(2024/02/17)

 

「日本共産党第29回大会決議」を踏まえ、

ホームページ4-3「☆『桎梏』についての不破さんの仰天思想」を改訂いたしました。

「日本共産党」の「第29回大会決議」は、不破さんの「『利潤第一主義』の問題を中心にすえることなしに、資本主義の害悪を語ることはできない」(『前衛』No904)という非マルクス的な謬論に導かれて、「生産手段の社会化」なるものによって「利潤第一主義」から自由になることで「社会主義・共産主義」を実現するといいます。

そこであらためて、不破さんの「『利潤第一主義』の問題を中心にすえることなしに、資本主義の害悪を語ることはできない」という謬論によって、科学的社会主義の運動にどれだけ害毒が与えられ、「共産党」の衰退を招いたのかを明らかにするために、「第29回大会決議」を踏まえ、ホームページ4-3「☆『桎梏』についての不破さんの仰天思想」を改訂いたしました。

関係者も無関係な人も〝科学的社会主義〟に、ちょっと、触れてみませんか。混沌とした資本主義社会の先にあるものが、少しは、見えてくるかもしれません。

New!! その1その1(2024/01/28)

3-3-2-2

“科学的社会主義の思想”とは何か

日本共産党第29回大会決議」を検証する

共産党よ元気をとりもどせ。蘇れ!Communist Party。

このホームページの目的

日本の「失われた30年」よりも長く続く「日本共産党」の衰退は、日本経済の停滞により、国民の福祉国家の夢がやぶれ若者の将来への希望が閉塞感に変わった「失われた30年」と深く関わっており、このホームページは長く続く「日本共産党」の衰退に導いたキーパーソンが誰なのかを明らかにし、そのエセ「思想」からの脱却こそが再生の道であることを明らかにします。

1982年から「党」の委員長になった不破さんは、社会主義社会は労働者階級を中心とする国民のエネルギーによってのみ実現するということと、資本の行動によって資本の「拡大」とともに社会の「矛盾」を生み出す資本主義社会は資本の行動を規制しなければ社会の「矛盾」を解決することはできず、そのような資本の行動の規制は社会主義社会の実現への道に通じているという〝日本共産党綱領〟の核心となる二つの考え・思想を捨て去ってしまいました。

みなさんと一緒に、「日本共産党第29回大会決議」を検証するなかで、不破さんの「資本主義発展論」に基づくニセ「科学的社会主義」の誤りを明らかにし、不破さんとその弟子の志位さんのこれまでの誤った方針の下で、困難に耐えながら、歯を食いしばって頑張ってこられた党員のみなさんが、今、何をなすべきか、をに明確にすることができ、共産党が元気をとりもどして蘇る一助になることを願ってこのページは作成されました。

内容その1…「国際情勢」の誤った見方と国民の今ある不安に向き合わない鈍感力

「大会決議」は、「ウクライナ問題」への誤った見方をしているだけでなく、政府・自民党とマスコミが「尖閣諸島」の問題や「台湾問題」を使って国民に危機を煽り、先制攻撃の同意さえも国民から掠め取ろうとしているとき、政府がとるべき具体的な外交努力についての提案や政府・自民党の軍拡の論拠としての「抑止力」論のペテンの暴露など、国民の〝今ある不安の解消〟に真剣に向き合うことをせず、将来のあるべき東アジアの「外交ビジョン」を語るというピントはずれに熱中し、悦に浸っています。

内容その2…混乱に混乱を重ねる「統一戦線」論

「大会決議」は、「自民党政治を変える統一戦線に結集する」ことをいい、革新懇運動の重要を述べて、その「さらなる成長・発展へ、力をそそごう」と言いますが、革新懇の安保政策は「安保破棄」であり「自民党政治を変える統一戦線」のためには「目標」が混乱しています。しかし、それ以上に混乱しているのが、政党同士の一時的な共闘を「市民と野党の共闘」と偽ったうえで、この政党同士の一時的な共闘を「統一戦線の力で政治を変えるという一貫した方針を、今日の状況のもとで大胆に発展させ」、「統一戦線で政治を変えるという姿勢を貫いたことである」といって、国民的な〝統一戦線〟を放棄していることです。

混乱に混乱を重ねている「自民党政治を変える統一戦線」ですが、当面の弥縫策として、その実現すべき目標──とくに、日米安保のあり方と経済復興のための富(投資)と雇用の国内回帰──について明確にし、「不」鮮明な旗幟を鮮明にして、広く国民に訴えることは、現在の「共産党」にとって重要なことです。

内容その3…科学的社会主義の党の役割無視の「党建設」

「大会決議」は、現在の「党」にとっての「党建設」の必要性や「党」を拡大するために「足を踏み出す」ことや「党員拡大の日常化」等々が述べられていますが、革命の事業に多数者を結集するための〝日本共産党の役割〟(「党」の性格・目的)がまったく理解されていないので、「党」を大きくするための常道を提起することができません。科学的社会主義の党の役割とはなにか、みなさんと一緒に見ていきましょう。

また、現在の「共産党」の「支部」はタコ壺型の閉鎖的な空間となっているため、党員同士の交流による〝集団知〟の獲得ができないという欠点があります。しかし、「大会決議」では、まったく問題になっていません。これは、大問題です。

内容その4…社会主義社会の意味をまったく理解していない現在の「共産党」

「大会決議」は、資本主義からの解放を「利潤第一主義」からの自由に矮小化し、社会主義社会を「生産手段の社会的所有」が実現した社会に矮小化しています。しかし、マルクスが『資本論』で述べている「結合労働の生産様式」の社会とは、〝あらゆる国事への国民の真に全般的な参加〟を実現することにより、生産手段が資本に転化しなくなる社会のことですが、現在の「共産党」にはそのことがまったく理解できません。これは、不破さんが『資本論』のある部分を理解することができなかったことからくる「結合労働の生産様式」についての無知に起因しています。

なお、「大会決議」は、「旧ソ連も、中国も、遅れた状態から」「革命が出発した」から「さまざまな否定的現象がうまれた。」と言いますが、「決議」は「共産党」自らをまったく理解してません。「発達した資本主義の国」ならば「社会変革」がうまくいくのか、失敗の原因をしっかり考えるべきです。

内容その5…現在の「共産党」の思想が、1960年代に確立した〝日本共産党綱領〟の思想と連続しているかのようにいうウソ

「大会決議」は、現在の「共産党」を1960年代の科学的社会主義の思想を受け継ぐ「党」のように描いていますが、志位さんの「日本共産党100年の歴史と綱領を語る」と題した「記念講演」を俎上に、1960年代に確立した〝日本共産党綱領〟の思想と対比してみれば、その違いは一目瞭然です。そして、なによりも許せないのは、21世紀になってから不破さんが『前衛』や『赤旗』紙誌上でおこなった党史の捏造です。

現在の「共産党」の誤りの原因をしっかり捉ることを通じて、科学的社会主義の党として、日本共産党が、ふたたび、元気に蘇ることを期待してやみません。

共産党よ元気をとりもどせ。蘇れ!Communist Party。

New!! その2(2023/12/03)

その近著とは、『同盟は家臣ではない』というタイトルで、「日本独自の安全保障について」という副題がついている。孫崎さんが、傘寿を迎えられ益々エネルギッシュに活躍されている原動力の一つは、〝同盟は家臣ではない〟ということを、外務省の後輩を含め、広く国民に知らしめることを自らの使命と心得ているからのようの思われる。

本書は、「日本独自の安全保障について」のみを扱っているものではありません。本書は、「反撃能力=抑止力」論、尖閣諸島とその周辺の問題、台湾問題、憲法・自衛隊問題、及びウクライナ問題等に関し、〝〈事実を知ることの大切さ〉と〈具体的に考えることの大切さ〉〟を読者に痛感させ、孫崎さんの〝外交官としての矜持〟を示し、そして、私たちに事実を知らせない〝マスコミへの怒り〟を呼び起こさせます。

私の拙い本書の紹介文が、孫崎さんの近著〈『同盟は家臣ではない』…日本独自の安全保障について〉にみなさんが直接触れていただくためのささやかなきっかけをつくることができれば幸いです。

New!! その3(2023/11/08)

6A-1-8

国民の資産形成をNISAに賭ける日本資本主義の末路と日本の未来への展望

マルクスの目で見る〝投資とNISA〟と〝日本資本主義の明日〟

このページは、岸田首相の「新しい資本主義」の目玉の一つ、2024年1月1日から始まる「国民の資産形成手段」としての〝新NISA〟と「新しい資本主義実行計画」における「投資型クラウドファンディングの活性化」事業をマルクスの目でみて、資本主義を発展させるうえでの「銀行の役割」、「投資とNISA」の関係、そして、国民の資産形成をNISAに賭けざるを得ない「日本資本主義の現状」と「投資型クラウドファンディングの活性化」事業の無責任さについて、みなさんと一緒に見ていきます。

同時に、このページは、「日本資本主義の現状」が〝経済は社会のため、国民のためにある〟という社会を実現するうえでどのような位置にあるのかを明らかにし、「科学的社会主義の党」を名乗る政党があるならば、その党はどのような展望をもって「日本資本主義の現状」を打破しなければならないのかを、みなさんと一緒に見ていきたいと思います。

New!! その4(2023/09/09)

「GDPから人間中心の世界観に転換を!!」と人はこぞって言います。しかし、いまある〈資本主義の社会〉は、「資本」を大きくすることによって社会の発展を図るという仕組みの社会です。だから、その結果、必然的に人間ではなくGDPが価値をもつ「世界」になってしまいます。

このページは、このような〈資本主義の社会〉とその次に来る21世紀から始まる〝新しい社会〟との違いを、過去の労働の蓄積である資産の役割、経済と企業の拡大のさせ方、経済と企業の発展の条件、企業の経営への参加者と経営の進めかた、民主主義、インフレ対策という六つの項目で比較検討し、21世紀の〝新しい社会〟を実現するために何が必要なのかを、みなさんと一緒に、考えます。

New!!! その5(2023/08/20)

〈〝経済は社会のため、国民のためにある〟という社会をつくるための助産師の役割「共産党」志位委員長の「八中総」幹部会報告〉

なぜ、このような非生産的な作業をしなければならないのか…私がホームページを開いた理由とこのページのもつ意味

資本主義社会は「資本」が大きくなることによって社会が発展する仕組みの社会です。だから、社会の利益など二の次にして、泳ぎ続けるマグロのように「資本」の拡大を求めて経済を動かし続けなければならず、「資本」が大きくなるのに従って金持ちは益々金持ちになり貧富の格差が広がるようにできた仕組みの社会です。

このような資本主義社会の仕組みを直感し、こんな社会は〝まっぴらだ〟と思う人の多くは、〝経済は社会のため、国民のためにある〟というまっとうな社会を望んでいるのだと思います。青山のホームページはそのような人たちに、是非、読んで頂き、みなさんと一緒に〈多くの人に納得してもらえるような〝未来社会〟のあり方とつくり方〉を考えるために開設しました。

しかし、青山のページを一瞥されたみなさんの中には、こんな疑問を持つ人もいるかと思います。なぜ青山は、日本経済のビジョンも持たず、賃上げばかりを主張し、平和平和というだけの「共産党」のことばかりをこのホームページは取り上げ、批判し続けているのか、と。

おっしゃるとおり、志位さんの「八中総」の幹部会報告には、日本の現状のリアルな認識と〝経済は社会のため、国民のためにある〟という社会のビジョンとその担い手についての認識がまったく欠けています。そして、そのことが、現在の「共産党」の誤った「方針」と「運動の進め方」を生み出しています。だから、現在の「共産党」の誤りを反面教師として見ることによって、〝経済は社会のため、国民のためにある〟という〝未来社会〟の〝あり方とその担い手〟を、より一層鮮明に、照らし出すことができ、「科学的社会主義の党」を標榜する現在の「共産党」は最適な反面教師なのです。

同時に、誤っているがゆえに没落しつつある現在の「共産党」の中には、〝経済は社会のため、国民のためにある〟という社会の実現を信じ、歯を食いしばって頑張っている多くの「共産党」員がいます。だから、不破さんや志位さんによって巧妙に貼り付けられたウロコをこの人たちの目から取り除くことができれば、再び、社会変革の巨大なエネルギーが息を吹き返すことになります。

さわさりながら、志位さんの「八中総」報告は、現在の「共産党」にたいする絶望と落胆を再認識させるだけのもので、このページをつくる作業は、けっして、愉快なものではなく、憂うつ極まりないもので、その結果、このページの公開までに一ヶ月半以上の月日を費やしてしまいました。ただただ、資本主義を変えたい、そのためには多くの人が合流が可能な大河をつくることが求められている、との思いから、力を振り絞って、このページを作った次第です。

このような事情から、私は、このホームページを訪れた、今の日本社会に疑問を持っている人たちが、今の社会の困難の原因を知り、〝経済は社会のため、国民のためにある〟という社会の大まかな姿とその実現の仕方について理解していただけるよう、力を尽くすとともに、現在の「共産党」の誤りを徹底的に批判し、同時に、〝共産党よ元気をとりもどせ。蘇れ!Communist Party。〟と叫び続けているのです。

 そして、このホームページが、日本にマルクス・エンゲルス・レーニンの思想を正しく受け継いだ者がいる証しとなり、日本を革新する大河の一滴となることを願っています。

New!その6(2023/05/02公開)

6A-1-6 

科学的社会主義の党の使命をわすれた『赤旗』

2023年4月12日と13日の記事への青山のコメント

このページは、2023年4月12日と13日の『赤旗』の記事──山田博文氏の『IMF季刊誌を読む』と杉本恒如氏のコラム『新自由主義のワナに』──が科学的社会主義の党の機関紙にとっていかに不適切なものであるかを怒りを持って告発し、日本の社会・経済に元気を取り戻し、「共産党」が現在の衰退から脱するためには何をしなければならないのかを現在の「共産党」に説いています。

まずはじめに、山田氏の『IMF季刊誌を読む』での「金融引き締めによってインフレを抑制」するというブルジョア経済学に追従する主張が、インフレの正しい抑え方を無視した、いかに反労働者的な主張であるのかを明らかにします。

 そして、山田氏が、政府が年々巨額の国債を積み増さなければならななくなった真の原因も、「債務不履行」による政府の破綻なるものが資本主義社会を維持しようとする政府のもとで労働者階級にどのような災禍をもたらすのか等もまったく語らないことを批判し、山田氏の寄稿が、インフレを抑えるには「金利を上げなければならない」、その結果「債務返済の費用が高くなる」が中央銀行は「政府を救済しない」、これが「中央銀行の本来の姿勢」だという「欧米」の資本主義諸国の「経済学者の見識」だということを披瀝するだけの無内容なものであることを明らかにして、ここで『赤旗』の読者に伝えるべきことを明確に述べています。

つぎに、杉本恒如さんの「新自由主義のワナに」という文章について、「新自由主義政策」の捉え方の誤りを明らかにし、このような捉え方によって国民の目を真実から逸らす好例として「共産党」の志位さんの発言を紹介し、資本の行動をサポートするための「新自由主義政策」を推進する政府に向かって「政府が経済政策全体の検証と転換に踏み出さなければ、「現状」はずるずると続くことになります」という、笑うに笑えない姿勢に落胆を表明しています。

New!その7(2023/04/11公開)

このページは、「科学的社会主義の党」を自称する「共産党」の衰退からの脱却を願って、〝科学的社会主義の党の選挙闘争〟のあり方を示しました。このページは、「社会主義」など興味がないと思っている人にも、〝未来社会〟のイメージを湧かせる一助となるものと確信しています。「共産党」を好きな人も嫌いな人も、是非、お読み下さい。

このページは、資本主義を克服するためには何を訴え、新しい生産様式の社会を実現し発展させるためにはどのような運動を組織しなければならないのか、新しい生産様式の社会に繋がる真の〝民主主義〟と〝社会主義〟との不可分性をしっかりと認識して、共産党が科学的社会主義の党たらんとするならば直ちに改めるべき点を含め、〝未来社会〟の助産師である〝革命党〟の革命的な闘い方を提示しています。

このページは、①革命運動における科学的社会主義の党の役割②国政を変えるための運動の組織のありかた③国政を変えるための運動の進め方④共産党が科学的社会主義の党たらんとするならば直ちに改めるべき選挙運動、という順序で、〝未来社会〟の助産師である〝革命党〟の革命的な闘い方を提示し、〝民主主義〟と〝社会主義〟の不可分性をあらためて訴えています。「共産党」を嫌いな人も好きな人も、是非、お読み下さい。

New!その8(2023/02/15公開)

自民党はこれまで、「経済支援」、「子育てサービス」そして「働き方改革」という三本柱の「政策」を「少子化対策」として続けてきたが、〝少子化〟は深刻さを増すばかり。なのに、「異次元」と偽って同じ「少子化対策」でお茶を濁す。“どうする日本”

これまでの自民党の「政策」で目に見えた成果が出ないのは日本の社会・経済のもっと深いところに〝少子化〟の原因があるからです。人間は、経済的に安定しなければ結婚・出産に踏み切れません。“どうする日本”

岸田首相は、「これまでの経済システム」を変えると言うが、日本の社会・経済の危機の真の原因について、日本の政治家も御用学者も「資本」に配慮してか、米国で大騒ぎしていることをだれも言わない。“どうする日本”

是非、お読み下さい。

New!その9(2023/01/23加筆)

問題の焦点を外した、“経費のムダ遣い”の『赤旗』2022・2023冬号外を見て加筆しました。

戦争がもたらす災禍の本当の姿を明らかにし、ウクライナの平和への道とそのための世界の労働者階級の果たすべき役割、そして、北東アジアの平和の維持のためにいま日本がやるべきは大軍拡なのか外交的な努力なのか、日本の政府と国会議員の役割について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

New!その10

2022年12月14日、米国のFOMCは政策金利の利上げとその継続を決定しました。それを受けた前ニューヨーク連銀総裁のダドリー氏のブルームバーグテレビジョンのインタビューでの発言と2023年1月4日のFOMC議事要旨は、マルクス経済学で読み解くと、米国の中央銀行が資本主義的生産様式の社会という資本と労働者階級の対立する階級社会の中央銀行であり、資本のための中央銀行であることをあからさまに表明していることが明らかになります。是非、お読み下さい。

New!その11

《3.〝新しい社会〟をつくる〝新しい人〟》の3-3「共産党よ元気をとりもどせ。蘇れ!Communist Party。」に新しいページを追加しました。(2022/10/30

このホームページ(青山繁のby the peopleへようこそ!!!!)全体の骨格をなすページ1「今を検証する」から始まる一連のページの最後のページであるページ3-3「共産党よ元気をとりもどせ:蘇れ!Communist Party。」の第9ページ3-3-9「不破さんと志位さんの『共産党100年』史を新たに作成いたしました。このページを読めば、なぜ共産党が非力になったのかがわかります。是非、お読み下さい。

3-3-9

不破さんと志位さんの「共産党100年」史

──科学的社会主義の大地に「資本主義発展論」の種を蒔く──

このページは、志位委員長の「日本共産党創立100周年」記念講演の内容を、共産党の文献等に照らし、科学的社会主義の思想との距離を明らかにします。

このページの概要

1、民主主義と社会主義を「水」と「油」のように捉えて、資本主義内でのカッコ付きの「民主主義」の実現に汲々とし、資本主義の矛盾の暴露を放棄する

志位さんは、「独占資本主義──大企業・財界の横暴な支配をただすたたかいが、社会主義の課題でなく、民主主義の課題であることは、今では論じる必要もない」と言って「社会主義の課題」と「民主主義の課題」とを「水」と「油」のように対立させて、「独占資本主義の段階にある日本での反帝反独占の民主主義革命は、客観的には社会主義革命へと移行する基礎をきりひらく役割をはたしうる」(講師資料No1:中央委員会教育局)ことを否定し、選挙演説では「自民党政治を大本から変えるという大目標を背負っている。ただ、今度の選挙でそれを目指すのはちょっと早いですね」と言って資本主義の矛盾の暴露を放棄します。

2、根拠もないのに米国を美化

志位さんは、「アメリカの実際の政策や行動をもとにアメリカをとらえる」と言って、何の根拠も示さず、米国を「まぎれもなく帝国主義である」といいながら「将来、アメリカの侵略的な政策と行動が変化することがありうる」と希望的観測で米国を美化することだけを述べます。

3、階級社会が世界を覆っていることを見ないノー天気な世界観

志位さんは、「一握りの大国から、世界のすべての国ぐにと市民社会に、国際政治の主役が交代した」と現実を見ず、願望で現実を塗り替えます。不破さんと志位の「世界論」には、現在の世界がグローバル資本が支配する階級社会であり、科学的社会主義の党は世界の労働者階級と連帯して世界を変えるという観点が欠落しているます。

4、不破さんの中国共産党とのたたかいをめぐる〝党史〟の改竄を追認するのか?

志位さんは、不破さんの「革命論についてのレーニンの誤解については、1960年代に中国の毛沢東一派との闘争のなかで、レーニンの誤解をただし、多数者革命論にこそマルクスの理論的到達点があることを明らかにしました」という党史の歪曲を受け売りして、レーニンの『国家と革命』を歪曲し、「4・29論文」や「10・10論文」を読んでいない党員を騙そうとします。

5、「分配」をめぐる〝党史〟と〝レーニン〟の改竄

志位さんは、不破さんの『ゴータ綱領批判』の誤った理解の受け売りで、61年綱領は、当時「国際的な『定説』とされていた生産物の分配方法を中心としたもの」に基づいているから誤りだったと言い、その証拠として自分が学生時代から「理想社会の一番の目標」は「おいしいものが腹いっぱい食べられる社会ということか」などと議論していたことを述べて、日本共産党の「61年綱領」をまったく理解していなかったことを暴露します。

6、資本の行動と現実の経済を見ない、資本を免罪し全ての罪を政治になすりつける「新自由主義」暴走論

志位さんは、「2000年代の時期は、経済政策では、新自由主義の暴走がさらに顕著になりました。『構造改革』の名のもとに社会保障費の自然増削減、労働法制の規制緩和が強行されました。」といって、資本の行動とその結果を見ずに資本を免罪し、全ての罪を政治になすりつける「新自由主義」暴走論を展開し、民主主義を不破さんの「ルールある資本主義社会」作りという改良主義のカッコ付きの「民主主義」の中に閉じ込めて、労働者が資本に目を向けて、「産業の空洞化」を回復するためにグローバル資本の行動を「社会的に規制・管理する」ことに目が向くことを妨げます。

7、「60年代の初心」を捨て去り、「資本主義発展論」の種を蒔く不破さんと志位さん

不破さんと志位さんが二十一世紀になって捨て去った〝60年代の初心〟とは、当時の「綱領の総路線」とはどのようなものだったのかを見ることによって、今の「共産党」の問題の所在と、いま私たちが何をすればいいのかを見ていきます。

●合わせて、ホームページ3-3-8「〝日本の労働運動が元気が出ないのはなぜか〟」も、是非、お読み下さい。

第一次リニューアル工事が完了いたしました。(ご報告)

《1、今を検証する》の全面リニューアルが終わりました。

 

今を検証する

日本の資本主義はどのように発展してきたのか

このページは、1970年代から現在までの財界(資本)と政府の動きと、この間の社会・経済に係わる統計数値等を一瞥し、産業の空洞化、不安雇用・非正規雇用の増大、貧困化と格差の拡大、社会保障の危機、少子化、等々はなぜ起きたのかを、一緒に考えるページです。忙しい方も、このページで、50年間の経済と社会の動きを短時間で合点できること請け合いです。

直接「子」ページをご覧になる方はこちら↓をクリックして下さい。

《2、二一世紀は何処に向かって進んでいるのか》の全面リニューアルが終わりました。

 

二一世紀は何処に向かって進んでいるのか

絶望を希望に変えるパラダイムシフトとは

このページは、〝経済は社会のため、国民のためにある〟という社会はどのような社会なのか、そして、この当たり前であるべき社会はどうすれば実現できるかを、二一世紀が向かいつつある方向の中で、みなさんと一緒に考えるシリーズです。

直接「子」ページをご覧になる方はこちら↓をクリックして下さい。

《3、〝新しい社会〟をつくる〝新しい人〟》の全面リニューアルが完了しました。

 

〝新しい社会〟をつくる〝新しい人〟

〝新しい社会〟はどのようにつくられるのか、一緒に考えよう。

このページで私たちが考えるテーマ。

これまで、ホームページ1「今を検証する」とホームページ2「二一世紀は何処に向かって進んでいるのか」を通じて、資本主義社会に変わる〝国民のために経済がある新しい共同社会〟の実現こそが未来への道であることを見てきました。 

 これらを踏まえ、このページは、なぜ、資本主義社会に代わる〝新しい社会〟は〝新しい人〟たちによって作られねばならないのか。そして、そのような〝新しい人〟たちはどうしたら雲霞のごとく生みだすことができるのか。そして、今、何が障害となっているのか。そのことを考えるためのページです。

直接「子」ページをご覧になる方はこちら↓をクリックして下さい。

New その8

斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』を評す

 

『資本論』と『人新世の「資本論」』

斎藤幸平氏は、『資本論』から何を学び、何を学ばなかったのか

斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』は、現代の資本主義がもたらす「短期」と「長期」の災禍のうちの「長期」の問題に焦点をあてた、科学的社会主義の思想に立脚した素晴らしい入門の書です。資本主義的生産様式がもたらす今日の危機を理解できず資本主義の「改善」にしがみつく輩を論破し、資本主義を断罪して、新しい生産様式の社会の必要性を説く斎藤氏の姿勢は、大変立派で、今の日本において意義のあることです。

 しかし、『人新世の「資本論」』には、科学的社会主義の思想の立場から見て、訂正したり補筆したりすべき点も少なからずあり、特に残念なのは、〝革命〟の要素である生産様式のあり方に関する大切な部分が欠落していることです。

 これらを含め、〈斎藤氏は、『資本論』から何を学び、何を学ばなかったのか〉を、みなさんと一緒に見ていきたいと思います。☆より詳しい紹介は、「書籍等の評論の紹介」をご覧ください。

New! その9

☆「レーニンの発見のポイント」ページ紹介

このページは、ホームページ『青山繁のby the peopleへようこそ!!!!』の第一期編集の最後に作成されたページです。

 このページは、「資本主義に変わる新しい生産様式の社会」とはどのような社会なのかを明示し、そのような社会を実現するために必要不可欠な〈社会主義のための闘争と民主主義のための闘争の違いと不可分性〉、そして、〈要求を改良主義的でなく革命的に定式化することの必要性・重要性〉を明らかにし、〈科学的社会主義の党のたたかいの進め方〉を詳細に見て、現在の日本の状況に深い憂慮の念を示したものです。

※より詳しい紹介は、「レーニンの考えの紹介」をご覧ください。

「レーニンの発見のポイント」シリーズの他のページの紹介

〈付録〉

レーニンの「抜粋」から学ぶ手がかりの提示

──労働者階級の成長の仕方を探究し、実践したレーニン──

このページは、「☆レーニンの著作の抜粋」の中から、科学的社会主義の党にとって大事だと思う四つのテーマ──①「マルクス主義の全精神、その全体系」、②二つの任務(民主主義と社会主義)、③二つの戦術(改良主義と革命的改良)、④暴露の重要性、運動の組織──という切り口で、文章をピックアップいたしました。

☆「レーニンの著作の抜粋」での、「A科学的社会主義、B党、C各論、Dロシア革命、E経済学、帝国主義、Fレーニンの人柄・人物評、全集マメ知識」という区分と併せてご活用下さい。より詳しい説明は、ホームページ5-3「レーニンの考えの紹介」をご覧ください。

New その10

☆「マルクスとエンゲルスの発見のポイント」の各ページの紹介

(その1)の紹介

 

マルクスとエンゲルスの発見のポイント

(その1)

マルクスとエンゲルスは人間の社会の発展法則を発見した

☆マルクスが発見し、マルクスの「研究にとって導きの糸として役だった一般的結論」である唯物史観について、①真理を求めるマルクスとエンゲルスの研究態度、②唯物史観の成立史の概略、③唯物史観の内容、④新しい共同社会は人民が築くもの、革命は人民がおこなうもの、⑤マルクスとエンゲルスの発見(唯物史観)から学ぶこと、という順序みて、現代の資本主義を解明する武器であることを確認します。

※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスの考えの紹介」を参照して下さい。

(その2)の紹介

 

 

マルクスとエンゲルスの発見のポイント

(その2)

マルクスとエンゲルスは搾取の仕組みを明らかにし、資本主義の矛盾を明らかにした

☆上記の内容を①二つの偉大な発見によって、社会主義は科学になった②マルクスは搾取の仕組みを解明した③マルクスは資本主義的生産様式の存立条件を明らかにした④マルクスとエンゲルスは、資本主義的生産様式の矛盾を明らかにした⑤私たちは、今ある搾取の仕組みを明らかにし、資本主義の矛盾を明らかにしなければならない⑥最大の障害物は何か?とうい順序でみていきます。※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスの考えの紹介」を参照して下さい。

(その3)の紹介

 

マルクスとエンゲルスの発見のポイント

(その3) 

マルクスとエンゲルスは科学的社会主義の任務とたたかいの方向を示した

☆上記の内容を①科学的社会主義の思想は社会主義と労働者階級とを結合させた②科学的社会主義の思想は党に歴史を前進させる助産師の役割を与え、たたかい方を示した③科学的社会主義の思想は未来社会の展望と道筋を示した④レーニンに引き継がれた未来社会へのバトンとうい順序でみていきます。

※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスの考えの紹介」を参照して下さい。

(その4)の紹介

 

マルクスとエンゲルスの発見のポイント 

(その4) 

マルクスとエンゲルスは未来社会の展望を示した

☆このページは、マルクスとエンゲルスの未来社会への展望を概観し、資本主義の発展がどのように新たな社会の形成要素と古い社会の変革契機とを成熟させるかを、今の世界と日本で見ていきます。

 そして、新しい生産様式の社会──結合労働の生産様式の社会──における資本の支配から人民の支配への社会の変化とはどのようなものなのか、新しい生産様式の社会づくりの緒についたレーニンの探究への序章として、マルクス・エンゲルスの論究を見ていきます。

※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスの考えの紹介」を参照して下さい。

New その11

☆「マルクス・エンゲルスとレーニンが共通して訴えていること」の各ページの紹介

最初のページ(その1)の紹介

マルクス・エンゲルス・レーニンは、どのようなたたかいが労働者の階級的自覚を高め、〝新しい生産様式の社会〟への途を切り拓くのか、そして、どのようなたたかいが科学的社会主義の思想から青年や労働者を遠ざけるのかを明らかにしました。マルクス・エンゲルス・レーニンの意志を継いで、多くの若者と労働者の心を動かし、そして、歴史を動かそう。

※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスとレーニンが共通して訴えていること」を参照して下さい。

2枚目のページ(その2)の紹介

〈マルクス・エンゲルス・レーニンが行なったこと〉

マルクスとエンゲルスは、資本主義社会から〝新しい生産様式の社会〟への発展は労働者階級による階級闘争によって実現することを明らかにし、レーニンは、国家と社会を民主的に組織することこそが社会主義社会への途であることを示しました。

〈私たちの責務〉

私たちは、マルクス・エンゲルス・レーニンの意志を受け継ぎ、現在の日本の衰退の真の原因を労働者階級と共有し、〝経済は社会のため国民のためにある〟という社会を実現するために、①政治の民主化②経済の民主化③イデオロギーの民主化を労働者階級の力で実現するために力を尽くさなければならない。

※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスとレーニンが共通して訴えていること」を参照して下さい。

3枚目のページ(その3)紹介

☆それぞれの特定の時機に、それをつかめば、鎖全体をおさえることができ、しかもつぎの環への移行をしっかりと引き寄せることのできる、鎖の特殊な一環があります。

 マルクスとエンゲルスは当時の資本主義の最も深刻な現れが〝恐慌〟であることを理解し、〝恐慌〟が社会変革の最も強力な槓杆のひとつであることを明らかにし、レーニンは二十世紀前半の資本主義を「帝国主義」と捉え、その内容を詳しく明らかにし、世界に正しいたたかいの方針を示しました。

 それでは、現代の「鎖の特殊な一環」とは何でしょうか。マルクス・エンゲルスとレーニンから、それを学ぼう!!!

※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスとレーニンが共通して訴えていること」を参照して下さい。

New!! その12

「二一世紀と資本主義を考える」シリーズの最新作(増補版)の紹介

 「自由」な「契約」の社会を丸裸にするページ

2-1-8「 資本主義社会とはどのような社会なのか

〈資本主義社会での契約は差別を隠蔽し、人権侵害を隠蔽する〉を加筆しました。

「自由」な「契約」によって成り立っている資本主義社会はどのような社会なのか。あなたのイメージに合っているか、それとも違うのか。そうだったのかと唸るのか、それともそれは違うと反論するのか。資本主義的生産様式の社会とはどのような社会なのかを、一緒に、丸裸にして見てみよう。

〈このページで論及している項目〉

・資本主義的生産様式の社会は巧妙に作られた「画期的」な搾取の仕組みの社会

・資本主義的生産様式の社会と奴隷制の社会との違い

・資本主義社会での契約は差別を隠蔽し、人権侵害を隠蔽する

・資本主義的生産様式の社会は搾取を拡大するによって経済成長を図る社会

・資本は自己増殖し続けなければ資本主義的生産様式の社会を維持できない

・社会に必要なのもではなく、儲かるものしか作らない社会

・資本が儲けるために、必要な人に必要なものが届かない社会

・儲けを求める競争によって資本主義社会は支配されている

・契約と競争のなかで転倒した社会が形成される

・資本主義的生産様式がもつ致命的な欠陥

・資本は資本主義的生産関係の中でのみ資本として働く

・資本主義社会には景気の波があり、資本が生産力の発展の障害になる

・資本主義社会は次の生産様式の社会を準備する

・資本主義社会に続く新しい生産様式の社会

姉妹ページの紹介

New!! その13

6-3-7〝社会主義〟が顔覗かせたバイデン大統領の施政方針演説

 米国バイデン大統領の上下両院合同会議での施政方針演説(米国2021/04/28)は、「ウォール街がこの国をつくったのではない。中産階級がこの国を作った。そして組合が中産階級を作るのだ。」と、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」同様、〝社会主義〟が顔を覗かせている。是非、お読み下さい。

姉妹ページ等の紹介

同時に、「6-3-7」の姉妹ページ「6-3-6」、「6-3-4」及び「6-3-3」も、是非、お読み下さい。

New!! その14

 このページは、『赤旗』の「本と話題」という欄で平野喜一郎さんという方が『新版「資本論」のすすめ』という「資本論」──不破さん監修の『エセ「資本論」』のこと──を宣伝する冊子を紹介する文章で、科学的社会主義の思想を自らの思想として生きてきた人たちが、不破さんが作った「『恐慌=革命』という資本主義の自動崩壊論」なる稚拙で貧困な考えを21世紀になるまで信じていたかのような誤った解説をしたり、科学的社会主義の思想に近づこうとする人たちの頭を混乱させ、遠ざける手助けをしていることに対し、事実と科学的社会主義の思想に基づいて糺しています。

不破さんの言う「大きな相違点」と「新しい視点」のウソ

このページは、資本主義社会の生産の仕組みと資本主義社会に付きものの景気循環についての簡単なおさらいをして、マルクスの思想には1865年を境に「大きな相違点」があり、マルクスは1865年に革命観・資本主義観の大転換をしたという不破さんが創作したフィクションと不破版〝エセ「資本論」〟の出版の理由(意義)を明らかにし、平野氏の言う「新しい視点を」の中のとんでもないデマと不破さんの未来社会論の「新しい視点」のもつ意味を明らかにしています。

不破さんの党史の捏造には前科がある

不破さんは、科学的社会主義の思想を自らの思想として生きてきた人たちが、「『恐慌=革命』という資本主義の自動崩壊論」なる不破さんの創作を21世紀になるまで信じてきたのかのようなウソを言いますが、白(レーニン)を黒(毛沢東主義者)にして党史を塗り替えたり、科学的社会主義の〝未来社会論〟を〝世界の共産主義運動の担い手たちが発見できなかった〟というウソを言ったり、党史を捏造した前科があります。

世界の国家と資本の動きと不破さんの「綱領」の修正

米国のトランプ、バイデン政権による中国を利用しての資本主義陣営での覇権の再確立の試みと不破さんの資本主義観に基づく現実への拝跪とその結果としての「綱領」の修正、そして、それを許し、科学的社会主義の党の機関紙であるはずの『赤旗』が反共主義者の行なうデマ宣伝のような文章を堂々と紹介することができる理由を見て行きます。

AZシリーズとは(AZシリーズの紹介)

「AZ」シリーズは、不破さんの『資本論』の変造を暴露することを通じて、科学的社会主義の思想を再確認し、現代の課題を考えるページとして作成しました。是非、お読み下さい。

 

 AZ

「自らの虚構にあわせるための『資本論』の変造」

2003年にルビコン川を渡った不破さんの『資本論』変造の虚構の解明

AZ-1 不破さんの「マルクス『資本論』反面教師講座」の解説〈ここをクリック

AZ-2 『資本論』刊行150年にかこつけてマルクスを否定する不破さんここをクリック

AZ-3 エセ「マルクス主義」者の『資本論』解説ここをクリック

AZ-4 不破さん監修の「新版『資本論』」の読み方についてここをクリック

New !! その15

マルクス・エンゲルスの著作の抜粋ページの増補について

①マルクス・エンゲルスの著作の抜粋のページを5年ぶりに増補しました

マルクス・エンゲルスの著作の抜粋・紹介ページの改定を5年ぶりに行ないました。14項目の増補です。まだまだ足りないところはありますが、マルクス・エンゲルスの思想の8~9割は紹介できているのではないかと思っています。併せて、その導入のためのページである「☆マルクス・エンゲルスの大事な発見」をリニューアル致しました。

②「☆マルクス・エンゲルスの大事な発見」について

マルクス・エンゲルスは、①人類史の流れを解明し、②資本主義社会の「画期的」な搾取の仕組みと資本主義の矛盾を明らかにし、③資本主義(賃金奴隷制)の改善の意義と限界を明らかにして、④科学的社会主義の任務とたたかいの方向を示し、⑤未来社会はどのように実現されるかを明らかにしました。ホームページ5-1「☆マルクス・エンゲルスの大事な発見」はそのアウトラインを紹介しています。是非、ご覧ください。

③資本主義の礼賛者も資本主義の先行きを案じる時代

貧富の格差が拡大し、環境問題も深刻化するなかで、2020年のダボス会議では、「我々の知っている資本主義は死んだ」と言う人も出て、2021年の会議のテーマは「グレート・リセット」と決まりました。資本主義の礼賛者も資本主義の先行きを案じる時代になり、国連も「持続可能な開発目標(SDGs)」達成のための「行動の10年(Decade of Action)」をスタートさせました。※詳しくは、ホームページ2-1-5「二一世紀はどこに向かって進んでいるのか」を参照して下さい。

④マルクス・エンゲルスの著作の抜粋・紹介ページの活用を!!

マルクスは、資本主義的生産様式の社会は資本が拡大し続けなければ維持できないこと、そしてまた、経済発展の足枷に資本そのものがなることを証明し、資本主義が続く限り貧富の格差は拡大し続けることを明らかにしました。これらのことをマルクス・エンゲルスの著作の抜粋・紹介ページから直接学び、あるいは再確認して、〝経済は社会のため、国民のためにある〟という社会の実現のために、①政治を変えるための地域での宣伝・暴露とともに②企業のあり方を変えるための労働者の力の強化により、民主主義が社会全体に組織された社会──マルクスの言う「結合された生産者たち」の社会──を作る糧としましょう。

⑤この膨大なページを読むことの推奨と読み方について

「A」~「J」のページは膨大ですが、マルクス・エンゲルスの著作のほんの一部に過ぎません。しかし、冒頭に述べたように、私は、これらのページでマルクス・エンゲルスの思想の8~9割は紹介できているのではないかと確信しています。

 だから、時間のない人は、一日30分でもいいですから、是非、これらのページをコツコツと読まれることをお勧めします。

 まづ最初に、各ページの冒頭のPDFファイルを印刷し、「B」から「I」までを順次読み進み、その後、「A」と「J」という順序で読まれると良いかと思います。

 

それぞれのテーマをクリックして下さい。

Aマルクス・エンゲルスと資本論1、資本論について 2、マルクスの研究にとっての導きの糸 3、マルクスが新しくやったこと 4、マルクス・エンゲルスについて 

Bものの見方、考え方5、哲学 6、社会とは何か・史的唯物論
C資本主義社会Ⅰ7、資本主義社会 8、近代(現代)の国家 9、資本主義社会での事物の認識
D資本主義社会Ⅱ10、資本主義と自由な労働者 11、資本主義における富の源泉 12、賃金 13、資本主義的生産の内在的諸法則・資本の内在的衝動、資本の働き 14、競争と競いあい
E資本主義社会Ⅲ  15、経済の基礎理論 16、農業 17、小経営
F資本主義社会Ⅳ18、世界市場 19、恐慌
G資本の歴史的使命20、資本の歴史的任務と資本による資本の止揚 21、「桎梏」について
H闘争・団結・未来22、闘争(労働運動)の意義 23、賃金奴隷(資本主義)の改善 24、政治権力をにぎるための方法(平和的または強力による) 25、社会主義・共産主義(どんな社会か)
I日本関係  26、日本関係
J検討すべき課題ほか27、市場と貨幣と商品の価値のとらえ方について 28、そのほかの事項についての青山考え 29、その他のマルクス・エンゲルスの小さなミス等 30、ことば 31、豆知識 32、人名 

次のページは、大谷禎之介先生の業績を正しく伝えるためのページです

このPDFファイル「第三部第三三~三六章とマルクス・エンゲルスと大谷氏」は、「4年越しの作業」の完了であり、このページの最後のファイルですので、このファイルの作成に至る経緯とこのファイルでの大谷氏の『マルクスの利子生み資本論』の評価の一端を紹介させていただきます。

四年前に、このホームページを作成した意図

大谷禎之介氏の『マルクスの利子生み資本論』(全4巻)は2016年6月に出版され、私は来たるべき不破さんの『資本論』攻撃に備えて同年の9月から読み始め、2017年7月に上記の総括ページを、不破さんのデマに負けないワクチンの意味を込めて、公開しました。

☆そうした中で、不破さんの『資本論』とマルクス・エンゲルスへの本格的攻撃が、雑誌『経済』での「『資本論』探究」というもっともらしいタイトルの連載が2017年5月から、『赤旗』紙上での「『資本論』刊行150年に寄せて」というタイトルでの連載が同年8月1日から、開始されます。

不破さんのデマを取り除くために費やした2年強の歳月

そのため私は、この二つの連載で振りまかれる不破さんのデマを取り除くため、ホームページ「『資本論』刊行150年にかこつけてマルクスを否定する不破哲三氏」という連載とホームページ「エセ「マルクス主義」者の『資本論』解説──「『資本論』探求」で欠落しているものと不破哲三氏の誤った主張──」という連載の作成に2年強の歳月を費やさざるを得なくなってしまいました。

2020年、不破さんの贋作「マルクス『資本論』」の宣伝が「赤旗」で大々的に始まった

そして、2020年、いよいよ不破さんの贋作「マルクス『資本論』」の宣伝が「赤旗」紙上で大々的に行なわれるのに合わせて、ワクチンの意味を込めて二年半前に作ったホームページ「大谷禎之介氏の『マルクスの利子生み資本論』とマルクス・エンゲルスの『資本論』から学ぶこと」のリニューアルとホームページ「不破さん監修の「新版『資本論』」の読み方について──『資本論』を革命の武器から改良主義の弁明書に変えさせるな!!!──」シリーズ及びホームページ「国民のための経済がある、新しい共同社会を創るために、不破さんのマルクス・エンゲルスと『資本論』の歪曲・捏造を暴き、科学的社会主義の思想のエネルギーを取り戻そう」シリーズの公開を致しました。

このような経過で、やっと、PDFファイルの完結にこぎ着くことができた

このような経過で、やっと、PDFファイルの完結にこぎ着けることができた分けですが、大谷氏の『マルクスの利子生み資本論』は、不破さんの期待に反して、不破さんの作った「恐慌の運動論」にもとづく資本主義発展論をきっぱりと退け、不破さんの言う『資本論』第三部「第三篇」の最初の「第一三章」は「マルクスの最大の経済学的発見を記録した輝かしい章」、最後の「第一五章」はここで「展開した理論の主要部分を以後の草稿で取り消した章」、中間の「第一四章」は「第一五章の準備のため」の章で「不要になった章」だという妄想をキッパリと否定しているだけでなく、『資本論』第3巻「第5篇」とマルクスの草稿との綿密な比較を、丹念な調査によって、私たち庶民に提供してくれることによって、マルクス通を自認するペテン師を撃退するうえでの強力な〝真実の武器〟を与えてくれました。

 

私たちは、大谷先生の『マルクスの利子生み資本論』(全4巻)の成果を科学的社会主義の思想を守り、新しい生産様式の社会を創るために活用しよう

 今やっと完結したこのPDFファイルの最後には、このような大きな功績を残した大谷氏への感謝の気持ちをしたためていますが、一年前に、その気持ちの届かない遠い世界に旅たたれてしまったことは、無念の極みです。

かつて気になって、今に通じる三つのテーマ。

先進資本主義諸国主導の世界貿易秩序は、グローバル資本の技術独占を守り利益を保証するための「秩序」であり、世界の勤労人民の生活向上の足かせになるものです。貿易のあり方を科学的社会主義の思想に基づいて評論します。是非、お読み下さい。 

 

〈国際収支が示す日本経済の深部の深刻さ〉の紹介。

時事問題の評論の最新のページです。是非、ご覧下さい。 

『日経新聞』の国際収支統計の速報値の記事、著名投資家ジム・ロジャーズ・藤巻健史氏・森永卓郎氏の三人のキャラクターが三者三様の反応、日本の労働生産性の低さの「三つの事柄」の根底にあるものと私の歯ぎしり。ここをクリック〈国際収支が示す日本経済の深部の深刻さ〉 ここをクリック 

適時論題コーナーの紹介

 

「文庫本」とTVニュース等から、地代の息吹を感じる、気になることをピックアップして

二一世紀を読み解くページの紹介です。

 「適時論題」「書籍等の評論」「時事問題の評論」の二つのブロックに分かれています。

「書籍等の評論」介のページ

 「書籍等の評論」 

 

白井さゆり氏の『東京五輪後の日本経済』をテキストに「日本経済の構造問題」を考える

 

なぜ企業は史上空前の利益を得ているのに日本の明るい未来が見えないのか。「日本経済の構造問題」に興味を持っているみなさん! 白井さゆり氏の『東京五輪後の日本経済』をテキストに、「日本経済の構造問題」を一緒に考えてみませんか。

 

 

水野和夫氏は、なぜ、「中世」に閉じこもるのか(後編)  読んでね!

『閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済』は現代をどう克服したか?

 

「時事問題の評論」の紹介のページ

 「時事問題の評論」

 

那覇市での不破さんの講演に欠けているもの←ココをクリックして下さい。
最近『赤旗』で、不破さんが2016年3月16日に沖縄那覇市内で行った「沖縄県民が主人公の、基地のない平和な沖縄への展望」という講演のパンフの宣伝がされています。この「講演」の内容の狭さは、若い党員の成長にとって有害です。どのように有害なのか、「那覇市での不破さんの講演に欠けているもの」をご一読いただき、考えて下さい。