☆社会の合理的な転換から国民の目をそらせる様々な「誤った意見」が、もっともらしく、ふりまかれています。その主だった「誤った意見」を紹介します。だまされないように注意しましょう。
(その1)
2-2-1
☆新産業を育成することで、日本の社会・経済の深刻な危機が克服できるかのような幻想がふりまかれています。新しい技術の発展は、私たちの生活を一変させ、豊かにさせてくれる可能性を秘めた、大変重要な施策です。しかし、GAFAMが世界を席巻している米国を見ればわかるように、新しい技術の発展による「新産業の育成」だけでは社会の深刻な危機は克服できません。さあ、どうする。
(その2)
2-2-2
☆〝日本は高品質で安価な商品をつくっているから豊かにならない〟と言い、高付加価値で高価なものを作れば、今の日本の低賃金が解消され豊かな社会が実現するかのように言う人たちがいます。今の日本の何が問題なのか一緒に見ていきましょう。
(その3)
☆確かに、私たちが暮らしている社会は、「浪費型の経済」そのものの社会です。しかし、どうして「浪費型の経済」なるものになっているのか、浪費はやめられるのか、浪費をやめれば日本は健康で文化的な国になるのか、今の日本の何が問題なのか一緒に考えましょう。
(その4)
☆地方創生・地域の活性化・内発的発展はなぜできないのか。できない原因を理解しない人たちが地方創生や、地域の活性化や、内発的発展などを日本再生の唯一の解決策のように言います。この人たちに共通して欠けているものはなにか、その結果行き着く仰天思想についても、一緒に見ていきましょう。
(その5)
☆安倍首相も、岸田首相も、財界に「賃上げ」をお願いし、「共産党」までが、「賃金を上げれば経済は成長する」と「賃上げ」によって現在の日本経済が発展するかのように言うしまつです。しかし、本当に、「賃金を上げれば経済は成長する」のか、そして、それを、私がなぜ〝最悪の資本主義弁護論〟などと言うのか、一緒に見ていきましょう。
是非、ご覧ください。