もっとレーニンの考えを知りたい人たちのために

☆レーニンの著作の抜粋(その4

 B・党(その2)

5宣伝・煽動・機関紙の役割、6選挙・議会と議会闘争、7党史

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 B・党(その2)

5宣伝・煽動・機関紙の役割、6選挙・議会と議会闘争、7党史

☆レーニン全集のなかから、みなさんにお読みいただきたいと思う文章と私が興味をもった文章を、上記のテーマにまとめ、年代順に抜粋いたしました。各項目の紹介文のあとのPDFファイルをお読み下さい。

5 宣伝・煽動・機関紙の役割

5-1

マルクスとエンゲルスの新聞利用

大月版『資本論』第3巻 第一分冊 注解P8〔57〕

マルクスとエンゲルスは「ニューヨーク・デーリ・トリビューン」という広く行きわたっている進歩的なアメリカの新聞を利用して、いろいろな事実によって資本主義社会の欠陥を暴露し、それに内在する解決できない矛盾を明らかにするとともに、ブルジョア民主主義の局限された性格を指摘した。

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5-2

機関紙の水準と煽動について 重要!!

第四巻『ロシア社会民主主義派のうちの後退的傾向』P300~304(1899年末に執筆)

「あらゆる国の労働運動の歴史は、労働者のうちのもっとも良い地位におかれた諸層が、もっとも早く、またもっとも容易に社会主義の思想を受けいれる、ということを実証している。……われわれは、彼らの隊列をたえず拡大し、彼らの高度な知的要求を完全に満たし、彼らの隊列のなかからロシア社会民主労働党の指導者たちが生まれでるようにならせるため、全力をそそがなければならない。……彼らはロシアの労働者の事業を、したがってまたロシアの革命の事業をも、みすがら自分の手ににぎるであろう。」と述べ、先進的労働者への『前衛』(現在の「前衛」にその水準があるというわけではない)的な機関紙の必要性、中位の労働者層には「日刊赤旗」的な機関紙の必要性、そして、労働者の低い諸層のあいだに意識を目ざめさせるためには「日曜版」的な機関紙の必要性を述べています。

 そして、これらを踏まえての「煽動」のあり方が述べられています。ここに出てくる「煽動家」とは、「日本共産党」が元気だったころの〝宣伝・組織者〟のことで、共産党の地方議員はその第一線に立つべき人たちです。

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5-3 重要!!

雑誌と新聞の役割の違い、新聞を手段とする煽動のあり方について

第四巻『イスクラ』および『ザリャー』編集局の声明草案P353~358(1900年春に執筆)

われわれがさきにあげた主題や問題を、雑誌と新聞とにどう配分するかについていえば、この配分はもっぱらこれらの出版物の大きさの違いと、さらにその性格の違い――すなわち、雑誌は主として宣伝に役だたなければならず、新聞は主として煽動に役だたなければならないという、――によってのみ、決定されるであろう。しかし、雑誌でも新聞でも、運動のあらゆる側面を反映させることが必要である。そして、労働者新聞の紙面には、もっぱら自然発生的な労働運動に直接に、密接に触れる事がらだけをのせ、社会主義理論や、科学や、政治や、党組織の諸問題などの分野にかんする事がらは、いっさいインテリゲンツィアのための機関誌にゆずるというような計画にたいしては、われわれは否定的態度をとっていることを、とくに強調したい。反対に、……是非、「赤旗」編集局には読んで頂きたい文章です。記事の書き方も、「声」欄等の編集についても。

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5-4

スローガンの意義Ⅰ

第五巻『ゼムストヴォの迫害者たちと自由主義のハンニバルたち』P66(1901年6月に執筆)

スローガンは「敵と味方を区別することをたすけ、運動に方向をあたえ、それを導くことのできるような旗じるし」でなければならない。 だれもが言うような一般的な改善要求や、たよりにならない連中を結集するための「ボロ切れの旗」であってはならない。

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5-5 重要!!

①「激烈に」書け!②自分の感性のなさを他人のせいにするな ほか 

第五巻『なにをなすべきか?』(1901年秋~1902年2月に執筆)

「もしわれわれが、ありとあらゆる不満の現れを利用し、たとえ萌芽的な抗議の片影であってもそのすべてをよせあつめてそだてあげることが、自分の任務であることを自覚しないなら、われわれは口さきだけの「政治家」であり」、口さきだけの社会民主主義者(共産党員)である。

 私たちは「政治的暴露のためのこのような理想的な聴衆」、「ほかならぬ労働者階級」を組織することが「自分の任務であることを自覚しない」口さきだけの「政治家」、選挙の時だけオウムのように「共産党」、「共産党」と叫ぶ、口先だけの「共産党員」になってはならない。  そして、全国的政治機関紙=赤旗は、全人民的暴露のための演壇として、積極的な役割をはたさなければならない。

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5-6 重要!!

わたしたちは労働者階級の政治意識を発達させるためになにをなすべきか

第五巻『なにをなすべきか?』P425~428(1901年秋~1902年二月に執筆)

「社会民主主義派は、ひとりその当該の企業家集団にたいしてではなしに、現代社会のすべての階級にたいして、組織された政治強力としての国家にたいして、労働者階級を代表する」。その労働者階級の政治的教育は、“労働者階級は資本主義国家にたいして敵対的な関係にある”という思想を宣伝するだけではたりない。この資本主義国家の「抑圧の一つ一つの具体的な現れをとらえて煽動することが必要なのだ」。この資本主義国家の「全面的な政治的暴露を組織する仕事をとりあげないかぎり、われわれは労働者の政治的意識を発達させるという自分の任務をはたしえない」。

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5-7

全国的政治新聞の意義

第五巻『なにをなすべきか?』P548~551

全国的政治機関紙「赤旗」は、ブルジョアジャーナリズムとは違って、労働者の多種多様な活動を反映し、その活動がすべて革命に通じるように倦むことなく駆り立てるものでなでればならない。あらゆる重要な、また、日常的なことがらを科学的社会主義者の目で見、事実に基づいて分析し、理論化し、暴露し、宣伝・煽動の武器とならなければならない。そして、社会民主主義者はこれを武器として戦うことにより、一層きたえられ、その隊列の質と量を強化しなければならない。

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5-8 重要!!

①ほんとうに生き生きとした機関紙ほか

第七巻『同志諸君への手紙』P562~565ほか(1904年11月29日(12月12日)に執筆ほか)

社会民主主義者──党員──の義務を自覚している人はすべて、彼ら(文筆家)の仕事は書くことであり、われわれの仕事は読むことであるとみる習慣を、これきり永久に棄てなければならない。労働者のあいだでのわれわれ社会民主主義者にたいする不満や、彼らの疑念、質問、抗議等について、できるだけたくさん書いてよこす、できるだけ広範な機会を労働者にあたえなければならない。こういう資料がなければ、社会民主主義的機関紙も三文の値打ちしかなく、社会民主主義的という名称に値いしない。

  機聞紙は、指導的でたえず筆をとっている五人の文筆家にたいして、文筆家でない活動家が五百人、五千人といるときに、生き生きとした、活気にあふれたものとなるのである。このような広範な文通があってはじめて、われわれはみな共同して、われわれの新聞をロシア国内における労働運動のほんとうの機関紙とすることができる。そして、われわれの新聞は労働者新聞と社会民主主義的新聞とが一つの機関紙に融合するようにしなければならない。

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5-9 重要!!

機関紙はどう作られねばならないか

第34巻『151 エス・イ・グセフヘ』P379~380(1905年9月20日)

はっきりした、よく考えた、思想的な内容がなければ、煽動は空文句になる。

 実践家がしかじかの命題をどう理解しているか、しかじかの見解をどう実行しているかを、いっしょに討議することが必要である。そうしなければ中央機関紙編集局は宙に浮きその宣伝が受けいれられているかどうか、その反響があるかどうか、それが生活にどんな変化をあたえているか、どのような訂正や補足が必要であるかが、わからない。そうしなければ、社会民主主義者は、作家は書き、読者は読むというような状態に堕落してしまう。われわれの党的結びつきの意識はまだ弱い──これを言葉によっても実例によっても補強しなければならない。

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5-10

スローガンの意義Ⅱ

第10巻 「ロシア社会民主労働党統一大会についての報告」P313~315(1906年5月に執筆)

民主主義うんぬんの文句は、専制と人民とを協定させようとする偽善的な協定派であるカデットが、民主主義者と自称しているような時期には、まだまったくなにも述べるものではなく、具体的で革命的なスローガンが必要である。

  重要な諸問題では、根本問題では、非民主主義的な中央権力に対抗する地方権力の民主主義などは、おもちゃのようなものである。

  必要なことは、トレポフやドゥバソフらの打倒と、人民によるすべての官吏の選挙とを呼びかけることであって、このかわりに、あるいはこれ以前になにか自由主義的な地方改革のおもちゃのひな型をえがくことではない。

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5-11

煽動で強調すべき点

第15巻「バルカンとペルシアの事件」P214~216:1908年10月16(29)日

仮面をはぎとり、茶番劇によって隠蔽しようとするものを暴露し、人民に真実をあきらかにする。事実による暴露

問題の解決策の提起。正しい政策の提起

すべてのブルジョア政党は──わがカデットをもふくめて名称のうえではもっとも自由主義的、「民主主義的」なものにいたるまで──資本主義的政策の同じ立場に立っていること、その「政策の型」が違うだけだということを精力的に示さなければならない。このような「同じ立場」の違った「型」の「政府非難は、大衆をもっとも堕落させる影響を彼らにあたえている。」ということをしっかりと認識する必要がある。ブルジョア政党は同じ資本主義的政策の立場に立っている。おなじ政策の他の型を支持する者の政府非難は、大衆をもっとも堕落させる影響を彼らにあたえる。

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5-12

①党機関紙の力②おくれた新聞は滅びてしまう③労働者新聞のあり方についてほか

第15巻『ボリシェヴィズムの戯画』P378~379ほか:1909年4月4(17)日ほか

もしわれわれが、自分たちの組織を強化し、自分たちの党を団結させ、党をもっと密接に大衆と結びつけ、プロレタリアの広範な層にたえず働きかける党機関紙をつくりだすことができるなら、われわれは、この道で10倍も多くのことをやれるということをみとめる勇気をもちたまえ。

ブルジョアジーの利益は、資本主義を美化し、階級間の深淵をぬりかくすことを要求する。プロレタリアートの利益は、資本主義と賃労働の搾取とを暴露することを要求し、階級間の深淵の深さに大衆の目をひらかせることを要求する。

労働者新聞は、プロレタリアートの意識からブルジョア観念論のまざり物を洗いきよめるべきであって、その紙上でこの消化の悪いごった煮を提供すべきではない。

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5-13

控え目な態度は誤解の種子をまく

第36巻『新聞『プーチ・プラウドィ』編集局へ』P302~304(1914年3月23日以前に執筆)

たたかう政治家にとって、正しくない立場をとること以上に大きな危険はない。だから、機関紙が正しくないことを黙認して、控え目な態度をとることは誤解の種子をまき、曖昧な妥協は最大の敵である。

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5-14 重要!!

二種類の『プラウダ』

第36巻『われわれの任務』P311~313(1914年4月22日)

機関紙を、いまの三倍、四倍、五倍も多く普及させなければならない。そのために、すべての労働組合や職業グループの代表を編集に参加させて、機関紙に労働組合運動を正しく位置づけ運動を発展させなければならない。また、各地方、各民族の労働運動も十分に反映させ、階級的視点に立った国際欄と全国の自覚した労働者の生き生きした生の声の欄を一層拡張しなければならない。  また、特別な機関紙を発行して、資本にだまされやすく、みじめな俗物になりやすい普通の労働者に世界の労働運動の光明をしめし、彼らに自分の力にたいする自信をおこさせ、彼らを促して結束させ、彼らが完全な自覚の水準にたかまっていくのをたすけなければならない。

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5-15

中心的で、戦闘的で、プロレタリア的でないスローガン

 第21巻『国際主義的言辞による社会排外主義的政策の擁護』 P450(1915年12月21日)

政治上で一つの立場を占めるために必要なことは、(一)組織の名において、「はっきりした」立場をもって、戦術と当面の情勢にまとまった評価をあたえ、一連の決議をつくること、(二)当面の闘争スローガンをあたえること、(三)以上の二つを、プロレタリア大衆およびその自覚した前衛の行動と結びつけること、である。

 社会的=階級的な、政治的に明確な内容がないスローガンは卑俗なブルジョア民主主義的な空文句であり、人民大衆の階級意識を眠らせるものである。

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5-16

スローガンについて

第23巻 『マルクス主義の戯画と「帝国主義的経済主義」とについて』P72~73(1916年8月~10月に執筆)

マルクス主義は、あらゆるスローガンを正当化するためには、経済的現実をも、政治情勢をも、このスローガンの政治的意義をも、正確に分析することを要求するものである。  われわれは、「抽象的に」に平和を説くこと、すなわち交戦諸国のこんにちの政府の真の階級的本性を、もっと正確にいえば帝国主義的本性を考慮にいれなで説くことは、労働者を愚弄するものであり、民主主義的講和がこんにちのブルジョア政府のもとで可能であるという欺瞞にひっかからないように労働者に警告しなければならない。

  社会民主党自身権力をにぎったばあいにはその問題をどう解決するか、ということに積極的な解答をあたえることのてきない「否定的な」スローガン、そういうスローガンは、社会民主党には一つもないし、またありえない。一定の肯定的な解決法とむすびつかない「否定的」スローガンは、意識を「激化」させないで、にぶらせる、なぜなら、このようなスローガンは、空語であり、むきだしの絶叫であり、内容のない大言壮語だからである。

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5-17

「多数者」の意味と欺瞞との闘い

第25巻『立憲的幻想について』 P216~219:1917年7月26日(8月8日)に執筆

もし一国の政治権力が、多数者と利害の一致する階級の手にあるなら、実際に多数者の意志にしたがって国家を統治することが可能である。これに反して、もし政治権力が、多数者と利害の一致しない階級の手にあるなら、多数決による統治は、すべて、不可避的に、この多数者にたいする欺瞞か弾圧かに、転化せざるをえないのである。

 革命が国家の「通常の」状態から区別される点は、まさに、国家生活のいろいろの係争問題が、武装闘争までもふくむ諸階級の闘争と大衆の闘争によって直接に解決されるということにある。

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6 選挙・議会と議会闘争

6-1 重要!!

①政治を選挙の時だけ、ドブ板だけにするな!②労働者党が選挙で努力しなければならないこと

第四巻『われわれの運動の緊要な諸任務』P403~404ほか(1900年11月前半に執筆ほか)

政治的宣伝・煽動・組織の内容と規模をせばめている人々、ただ労働者の生活の例外的な瞬間にだけ、ただ儀式的なばあいにだけ、労働者に「政治」をふるまうことが、可能であり適切であると考えている人々、政府に反対する政治闘争を、すこぶる細心に、政府からの個々の譲歩の要求にとりかえ、また、これらの個々の譲歩の要求を、政府に反対する革命的労働者党の系統的な、不退転の闘争にたかめるために十分の心づかいをしない人々になってはいけない。 政治を選挙の時だけにするな!ドブ板だけにするな!

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6-2 重要!!

国会と民主主義者

第12巻『国会と予算の承認』P305(1907年3月27日)

国会の壇上から暴露することによって人民の目をひらかせることによって、「人民の自由」のためのたたかいを援助するが、人民大衆の意識性と組織性だけが、結局において、自由のためのたたかいの結末を決定する。このことを理解しないものは民主主義者の名を受けるに値いしない。

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6-3

第三国会と第四国会の選挙法の中身

第36巻 事項訳注P767:6月3日(1907年6月3(16)日)の選挙法を指す。  

不平等な選挙法

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6-4 重要!!

国会を革命的・社会民主主義的に利用すること

第15巻『「プロレタリー」拡大編集局会議』P427~430:1909年6月12-13(25-26)日に執筆

社会民主党国会議員団の活動目標は、そのほかのあらゆる政党の活動目標とは原則的にちがっている。プロレタリア党が志向しているのは、権力者との協定や取引ではなく、反革命の農奴主的=ブルジョア的独裁制度を見込みもなくつくろうことではなくて、労働者大衆の階級意識、その思想の社会主義的明瞭さ、その革命的決意と全面的な組織性をあらゆる方策によって発展させることである。議員団の活動の一歩一歩は、この原則的な目標にしたがわなければならない。だから、国会の演壇から社会主義革命の任務を主張することに、もっと多くの注意をむけなければならない。社会主義の、そしてまさに科学的社会主義の基本概念と目標を宣伝する演説が、もっとたびたび国会の演壇から聞かれるように、努力しなければならない。そして、国会を革命的・社会民主主義的に利用することと日和見主義的に利用することとの区別は、つぎの点になければならない。すなわち、社会民主党議員団と党とは、政府と露骨な反動派とを攻撃するだけにとどまらず、自由主義派の反革命性をも、小ブルジョア的農民民主主義派の動揺をも暴露して、あらゆるブルジョア政党の階級的性格を大衆に全面的に説明しなければならない。

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6-5 重要!!

国会内の直接の「立法」活動と煽動・批判・宣伝・組織との関係

ページ等不明

プロレタリアートの国会外の闘争は、われわれにとって決定的なものである。………われわれは、ただこの原則によってのみ、ありとあらゆるブルジョア民主主義派から、実際に区別されているのである。

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6-6 重要!!

選挙で重要なこと

第16巻『ペテルブルグの選挙のために』P14~15:1909年9月5(18)日

☆あらゆる国のブルジョア政治屋どもにとっては、直接の成功がなによりも重要であり、議席を獲得することがなによりも重要であるが、社会主義政党にとっては、大衆のなかでの宣伝と煽動がなによりも重要であり、社会主義思想と完全な民主主義をめざす一貫した、献身的な闘争とを説くことがなによりも重要である。

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6-7 重要!!

①選挙カンパニアと選挙綱領について②労働者民主主義派の選挙スローガン

第17巻『選挙カンパこアと選挙綱領について』P286~289ほか:1911年10月18(31)日ほか

選挙を、なによりも人民の政治的啓蒙の仕事として評価する社会民主党にとっては、もちろん、選挙と結びついたすべての宣伝と煽動の思想的=政治的内容の問題が、基本的な問題である。これはほかならぬ選挙綱領の問題である。その名にいくらかでもふさわしいあらゆる政党にとって、選挙綱領は、選挙のはるか以前から、すでにあたえられたものとして存在している。……さて、それでは、その選挙綱領とは、どのようなものでなければならないか?

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6-8 重要!!

「革命的でない情勢」のもとでの共産主義者のたたかい方

第31巻『共産主義内の「左翼主義」小児病』P86~89 、105(1920年4月~5月に執筆)

共産主義者の党は自分のスローガンをかかげ、ほんとうのプロレタリアは、まったく打ちひしがれた未組織の貧民の助けをかりてビラをまいたり、くばったりし、労働者や農民の住居を歴訪し、もっとも庶民的な居酒屋にはいり、もっとも庶民的な組合、協会、そのときどきの集会にうまくはいりこみ、学者ぶらずに(またあまり議員ぶらずに)民衆と話をし、「議席」などをすこしも追いもとめず、いたるところで思想を目ざめさせ、大衆を引きつけ、ブルジョアジーの言質をとらえ、彼らがつくった機関、彼らが指定した選挙、彼らが全人民にした呼びかけを利用し、ブルジョアジーの支配のもとでは選挙のとき以外にはとうていできないようなやり方で、人民にボリシェヴィズムを知らせなければならない。つまらないブルジョア議会遊びにふけらないで、大衆のあいだの宣伝、煽動、組織というもっとも緊急な活動にたずさわる、労働者階級にまったくふさわしい共産党議員団をブルジョア議会内につくることが必要である。

 すべてこれらは「困難」である。しかし、この困難は、プロレタリアートの独裁のもとで、何百万という農民や小経営主、何十万という勤務員、役人、ブルジョア・インテリゲンツィアを教育しなおし、彼らをすべてプロレタリア国家とプロレタリアートの指導にしたがわせ、彼らのブルジョア的な慣習と伝統を征服しなければならない、というこれらの真に巨大な任務にくらべると、まったく子供だましの困難である。

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6-9 重要!!

議会活動の意義

第31巻『共産主義インタナショナル第二回大会』P248~250(1920年7月19日~8月7日)

あらゆる階級が議会闘争に参加させられるのは、階級の利害と衝突が議会に反映しているからである。議会は、ブルジョアジーが人民をだますためにつかう道具であると言われている。しかし、この論拠は、君にむけられなければならない。だから君たちは、それを暴露しなければならない。

 規律のある党が、資本主義社会の諸階級の相互関係や諸政党の相互関係がたがいに緊密に結びついていることを、しかじかの政党のしかじかの議会的な掛引や立場を暴露して、議会はブルジョアジーが人民をだますためにつかう道具であることを大衆自身の経験によって確信をもつようにしなければならない。議会に入っている人はこのことを心がけなければならない。なお、この文章は、プロレタリア国家を作り上げることとも関連させて議会活動の意義が述べられています。是非、お読み下さい。

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7 党史

 7-1

1840年代~マルクス、エンゲルスに関して

共産主義者同盟、『新ライン新聞』、『フオルヴェルツ』(『前進』)、1871年にパリにおける蜂起の破綻が不可避なことを予見しパリのプロレタリアートに警告したマルクス、エルフルト綱領、『ノイエ・ツァイト』〔『新時代』〕

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 7-2

1883年~

「労働解放」団、ウリヤーノフ、ア・イ(1866~1887年)、レーニン1887年に拘禁(数日間)、「人民の意志派グループ」、「在外ロシア社会民主主義者同盟」、「労働者階級解放闘争同盟」、レーニン1895~1897年拘禁(14ヶ月および東部シベリアへ流刑3年)、「ロシア社会民主労働党」第一回大会―― 1898年のロシア社会民主主義者大会――、一八九八年の宣言

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 7-3

1900年~1904年

レーニン1900年に拘禁(数日間)、1900年 『イスクラ』(『火花』)の発行(1900.12.11~)、第二回大会召集のための組織委員会(1902.3~)、ロシア社会民主労働党第二回大会(1903.7)、中央委員会の最後通牒(1903.11.12)、中央委員会の構成における異動(1904.7~9)、一九〇四年七月の中央委員会の決定(1904.7)

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 7-4

血の日曜日と戦艦「ポチョームキン」

血の日曜日の前夜、ロッジの蜂起、イヴァノヴォ—ヴォズネセンスクの殺戮、ワルシャワとオデッサのゼネラル・ストライキ 、戦艦「ポチョームキン」の反乱

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 7-5

1905年~

『フペリョード』(『前進』)、規約第一条による党員、『ロシア社会民主労働党評議会議長同志プレハーノフヘの公開状』、ロシア社会民主労働党第三回大会、ブルィギン国会、一九〇五年十二月十一日の法律、『パルチーヌィエ・イズヴェスチヤ』、1905~07年のロシアの革命の東方の諸民族への影響

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7-6

1906年4月~

ロシア社会民主労働党第四回(統一)大会、『プロレダリー』、ヴィッテ国会、ロシア社会民主労働党第二回(第一回全国)協議会、社会民主党の軍事組織と戦闘組織

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7-7

1907年4月~

ロシア社会民主労働党第五回大会、ロシア社会民主労働党第三回(「第二回全国」)協議会、ロシア社会民主労働党第四回(「第三回全国」)協議会、「精通者」、召還派、最後通牒派、創神派、カプリ学校、ロシア社会民主労働党第五回全国(12月)協議会、ロシア社会民主労働党中央委員会総会(いわゆる「合同」総会)

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7-8

1910年1月~

ロシア社会民主労働党中央委員会ロシア国内委員会、フペリョード派(「フペリョード」グループ)、ロシア社会民主労働党中央機関紙、『ソツィアル—デモクラート』(『社会民主主義者』)、中央委員会在外ビューロー、ロシア社会民主労働党第六回(プラーグ)全国協議会、『プラウダ』(『真理』)、第ニインタナショナル国際社会主義者臨時(バーゼル)大会、1912年11月15日のペテルブルグのデモンストレーション、ツィンメルヴァルド派の第二回国際会議

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7-9

第二インタナショナルの各大会等

第二インタナショナルのシュトゥットガルト大会、第二インタナショナルのコペンハーゲン大会、第二インタナショナルのバーゼル大会、バーゼル宣言、第一回国際社会主義者会議=ツィンメルヴァルド会議、第二回国際社会主義者会議=キンタール会議

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7-10

1913年9月~

☆ロシア社会民主労働党中央委員会と党活動家との会議(「八月会議」)、

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 7-11

1917年~

農民代表第一回全ロシア大会、労働者・兵士代表ソヴェト第一回全ロシア大会、『プラウダ』(『真理』)、6月18日(7月1日)のデモンストレーション等、全ロシア労働組合会議、七月事件、ロシア社会民主労働党第六回大会

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 7-12

1917年10月24日~

レーニン ロシアへ帰る、ロシアの市民へ!、ぺトログラード労働者・兵士代表ソヴェトの会議、労働者・兵士代表ソヴェト第二回全ロシア大会、ヴイクジェリ(鉄道従業員組合全ロシア執行委員会)、農民代表ソヴェト臨時全ロシア大会、農民代表第二回全ロシア大会、ブレスト講和について、憲法制定議会の解散についての布告、講和問題、労働者・兵士・農民代表ソヴェト第三回全ロシア大会

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7-13

1918年3月~

ロシア共産党(ボ)第七回大会、フィンランドの革命、ロシア共産党(ボ)第八回大会、ロシア共産党(ボ)第九回大会、共産主義インタナショナル第二回大会、ロシア共産党(ボ)第十回大会、ロシア共産党(ボ)第十回全国協議会、共産主義インタナショナル第三回大会、党の粛清、レーニンの病気について、ロシア共産党(ボ)第十一回大会、ジェノヴァ会議、1923年3月9日レーニン病気の三度目の発作・5月12日レーニンゴルキー村にうつされる・レーニン死去1924年1月21日午後6時50分ゴルキー村で

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 7-14

ロシア共産党史についての覚え書き(1921.12.1)

ロシア共産党(ボ)史にかんするレーニンの覚え書は、労働者統一戦線戦術の問題の審議に関連して書かれた。1921年12月1日に執筆。第36巻『ロシア共産党史についての覚え書』P656~659

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 7-15

誌・紙

1900年『イスクラ』(『火花』)の発行(1900.12.11~)・『フペリョード』(『前進』)・『パルチーヌィエ・イズヴェスチャ』・『プロレダリー』・ロシア社会民主労働党中央機関紙、『ソツィアル—デモクラート』(『社会民主主義者』)・『イズヴェスチヤ』─『ペトロダラード労働者・兵士代表ソヴェト通報』のこと。

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