5、歴史認識の発見が導く未来社会像

マルクス・エンゲルス・レーニンから直接学ぼう

 

「歴史認識の発見が導く未来社会像」の目的

〈大目的〉人類を野蛮にし、地球を破壊する資本主義的生産様式の社会を卒業して、二一世紀を本当の文明がはじまるスタートラインにするために、科学的社会主義の思想の礎を築いたマルクス・エンゲルス・レーニンから深く学ぼう。〈小目的〉『資本論』の改竄を梃子として科学的社会主義の思想を日和見主義のガラクタに変え、時代の歯車を押さえつけようとする不破哲三氏の策動を喝破しよう。

 

マルクス・エンゲルス・レーニンの思想の古典からの学び方について

 マルクス・エンゲルス・レーニンの天才的で豊かな思想を学び、自らの思想形成の糧にして、人類の進歩に一歩でも二歩でも貢献し、大河の一滴になろうと思っているみなさん!!

 マルクス・エンゲルス・レーニンの著作を読むにあたっては、「マルクス主義の全精神、その全体系は、おのおのの命題を、(α)歴史的にのみ、(β)他の諸命題と関連させてのみ、(γ)歴史の具体的経験と結びつけてのみ、考察することを要求しています。」(HPレーニンの著作の抜粋3-6参照)という、レーニンがイネッサ・アルマンドヘおくった、マルクス主義の考察の仕方についてのことばを、けっして忘れることなく、肝に銘じておいて下さい。

さあ、マルクス・エンゲルス・レーニンの古典から学ぼう!!

2-1

資本主義的生産様式(賃金奴隷制)の改善の意義と限界を明らかにし、たたかい方を示した

──労働者の階級的自覚はどうすれば高まるのか──

 

マルクス・エンゲルス・レーニンは、どのようなたたかいが労働者の階級的自覚を高め、〝新しい生産様式の社会〟への途を切り拓くのか、そして、どのようなたたかいが科学的社会主義の思想から青年や労働者を遠ざけるのかを明らかにしました。マルクス・エンゲルス・レーニンの意志を継いで、多くの若者と労働者の心を動かし、そして、歴史を動かそう。

〈マルクス・エンゲルス・レーニンが行なったこと〉

マルクスとエンゲルスは、資本主義社会から〝新しい生産様式の社会〟への発展は労働者階級による階級闘争によって実現することを明らかにし、レーニンは、国家と社会を民主的に組織することこそが社会主義社会への途であることを示しました。

〈私たちの責務〉

私たちは、マルクス・エンゲルス・レーニンの意志を受け継ぎ、現在の日本の衰退の真の原因を労働者階級と共有し、〝経済は社会のため国民のためにある〟という社会を実現するために、①政治の民主化②経済の民主化③イデオロギーの民主化を労働者階級の力で実現するために力を尽くさなければならない。

☆それぞれの特定の時機に、それをつかめば、鎖全体をおさえることができ、しかもつぎの環への移行をしっかりと引き寄せることのできる、鎖の特殊な一環があります。

 マルクスとエンゲルスは当時の資本主義の最も深刻な現れが〝恐慌〟であることを理解し、〝恐慌〟が社会変革の最も強力な槓杆のひとつであることを明らかにし、レーニンは二十世紀前半の資本主義を「帝国主義」と捉え、その内容を詳しく明らかにし、世界に正しいたたかいの方針を示しました。

 それでは、現代の「鎖の特殊な一環」とは何でしょうか。マルクス・エンゲルスとレーニンから、それを学ぼう!!!

マルクスとエンゲルスの発見のポイント

☆マルクスが発見し、マルクスの「研究にとって導きの糸として役だった一般的結論」である唯物史観について、①真理を求めるマルクスとエンゲルスの研究態度、②唯物史観の成立史の概略、③唯物史観の内容、④新しい共同社会は人民が築くもの、革命は人民がおこなうもの、⑤マルクスとエンゲルスの発見(唯物史観)から学ぶこと、という順序みて、現代の資本主義を解明する武器であることを確認します。

※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスの考えの紹介」を参照して下さい。

☆上記の内容を①二つの偉大な発見によって、社会主義は科学になった②マルクスは搾取の仕組みを解明した③マルクスは資本主義的生産様式の存立条件を明らかにした④マルクスとエンゲルスは、資本主義的生産様式の矛盾を明らかにした⑤私たちは、今ある搾取の仕組みを明らかにし、資本主義の矛盾を明らかにしなければならない⑥最大の障害物はなにか、とうい順序でみていきます。※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスの考えの紹介」を参照して下さい。

☆上記の内容を①科学的社会主義の思想は社会主義と労働者階級とを結合させた②科学的社会主義の思想は党に歴史を前進させる助産師の役割を与え、たたかい方を示した③科学的社会主義の思想は未来社会の展望と道筋を示した④レーニンに引き継がれた未来社会へのバトンとうい順序でみていきます。※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスの考えの紹介」を参照して下さい。

☆このページは、マルクスとエンゲルスの未来社会への展望を概観し、資本主義の発展がどのように新たな社会の形成要素と古い社会の変革契機とを成熟させるかを、今の世界と日本で見ていきます。

 そして、新しい生産様式の社会──結合労働の生産様式の社会──における資本の支配から人民の支配への社会の変化とはどのようなものなのか、新しい生産様式の社会づくりの緒についたレーニンの探究への序章として、マルクス・エンゲルスの論究を見ていきます。※より詳しい説明は「マルクス・エンゲルスの考えの紹介」を参照して下さい。

『資本論』を中心とするマルクス・エンゲルスの著作の抜粋

その1-A

マルクス・エンゲルスと『資本論』(1~4)

1、『資本論』について 2、マルクスの研究にとっての導きの糸 3、マルクスが新しくやったこと 4、マルクス・エンゲルスについて

その2-B

ものの見方、考え方(5~6)

5、哲学 6、社会とは何か・史的唯物論

その3-C

資本主義社会Ⅰ(7~9)

7、資本主義社会 8、近代(現代)の国家 9、資本主義社会での事物の認識

その4-D

資本主義社会Ⅱ(10~14)

10、資本主義と自由な労働者 11、資本主義における富の源泉 12、賃金 13、資本主義的生産の内在的諸法則・資本の内在的衝動、資本の働き 14、競争と競いあい

その5-E

資本主義社会Ⅲ(15~17)

15、経済の基礎理論 16、農業 17、小経営

その6-F

資本主義社会Ⅳ(18~19)

18、世界市場 19、恐慌

その7-G

資本の歴史的使命(20~21)

20、資本の歴史的任務と資本による資本の止揚 21、「桎梏」について

その8-H

闘争・団結・未来(22~25)

22、闘争(労働運動)の意義 23、賃金奴隷(資本主義)の改善と革命 24、政治権力をにぎるための方法(平和的または強力による) 25、社会主義・共産主義(どんな社会か)

その9-I

日本関係(26)

26、日本関係

その10-J

検討すべき課題ほか(27~32)

27、市場と貨幣と商品の価値のとらえ方について 28、そのほかの事項についての青山の考え 29、その他のマルクス・エンゲルスの小さなミス 30、ことば 31、豆知識 32、人名

「資本論」と大谷禎之介氏

大谷禎之介氏の『マルクスの利子生み資本論』(全4巻)とマルクス・エンゲルスの『資本論』から学ぶこと

──『資本論』を読もう!!『資本論』をベースにグローバル資本主義(新自由主義)を暴露し克服しよう!!──

レーニンの発見のポイント

☆このページは、レーニンの著作から、〝党綱領はどのようにつくられなければならないのか〟を見て、〝現在の日本の科学的社会主義の党の綱領のあり方〟を明らかにしています。

※より詳しい紹介は、「レーニンの考えの紹介」のページをご覧ください。

このページは、ホームページ『青山繁のby the peopleへようこそ!!!!』の最後のページです。

 このページは、「資本主義に変わる新しい生産様式の社会」とはどのような社会なのかを明示し、そのような社会を実現するために必要不可欠な〈社会主義のための闘争と民主主義のための闘争の違いと不可分性〉、そして、〈要求を改良主義的でなく革命的に定式化することの必要性・重要性〉を明らかにし、〈科学的社会主義の党のたたかいの進め方〉を詳細に見て、現在の日本の状況に深い憂慮の念を示したものです。※より詳しい紹介は、「レーニンの考えの紹介」のページをご覧ください。

☆マルクス・エンゲルス・レーニンが示したコミュニズムへの道は、①国法をもって「資本」が「生産手段」と企業を支配する権利を剥奪し、知的財産権等「財産」に基づく特権を廃止し、②〝生産手段にたいする全人民の民主主義的管理を組織すること〟と〝全勤労大衆の国事参加を民主主義的に組織すること〟を中心に、社会を民主的に組織することです。そのことを一緒に見ていきましょう。※より詳しい紹介は、「レーニンの考えの紹介」のページをご覧ください。

☆①レーニンが生きた時代の特殊性を学ぶ意義を明らかにし、②レーニンの晩年期の時代の特殊性について考察し、③「マルクスが人民革命と名づけたあらゆる革命」に未来を託したレーニンの思想に光を当て、同時に、④何がスターリンの専制を生み出したのかを㋐自らの誤りの原因を見事に言い当てたスターリンの誤り㋑スターリンの専制はなぜ防げなかったのか㋒二一世紀の日本の政治の展望──本当の民主主義への途──という順序で見て、今の日本の科学的社会主義の党のあり方を⑤民主が徹底されなければ〝集団の英知〟は生まれない⑥マルクス主義政党の基本的な態度をみんなで考えよう、という順序で考察していきます。

※より詳しい紹介は、「レーニンの考えの紹介」のページをご覧ください。

3-5(その5)〈付録〉

レーニンの「抜粋」から学ぶ手がかりの提示

──労働者階級の成長の仕方を探究し、実践したレーニン──

☆このページは、レーニンがたたかいの中で学び著作等を通じて訴えたことのなかから、科学的社会主義の思想を学ぼうとする人、及び、科学的社会主義の党にとって大事だと思う四つのテーマ──①「マルクス主義の全精神、その全体系」について②二つの任務(民主主義と社会主義)について③二つの戦術(改良主義と革命的改良)について④暴露の重要性、運動の組織について──を「☆レーニンの著作の抜粋」の中からピックアップし、レーニンの「抜粋」から学ぶ手がかりの提示といたしました。※より詳しい紹介は、「レーニンの考えの紹介」のページをご覧ください。

『レーニン全集』の中のレーニンの大切な考えの抜粋

 

科学的社会主義(その1)

(1)

1、科学的社会主義の理論

 

科学的社会主義(その2)

(2~3)

2、マルクス主義者と、その生き方 3、哲学、宗教

 

(その1)

(4)

4、綱領、綱領上の任務、党、党(員)の任務

 

(その2)

(5~7)

5、宣伝・煽動・機関紙の役割 6、選挙・議会と議会闘争 7、党史

 

各論(その1)

(8)

8、経済闘争・政治闘争・理論闘争、改良と革命、修正主義・日和見主義との闘争

 

各論(その2)

(9~12)

9、民主主義と社会主義 10、統一戦線とプロレタリアートのヘゲモニー 11、民主主義派と自由主義派 12、ブルジョアジーのふりまく幻想と資本主義の原動力

ロシア革命(その1)

13~14

13、革命的情勢と蜂起 14、独裁・ソヴェト権力、社会主義の政治・経済、官僚主義、新経済政策のもとでの労働組合の役割(4-19まで)

ロシア革命(その2)

(14)

14、独裁・ソヴェト権力、社会主義の政治・経済、官僚主義、新経済政策のもとでの労働組合の役割(4-20から)

経済学、帝国主義

(15~18

15、経済学、帝国主義について 16、平和、軍国主義、戦争 17、民族問題、帝国主義戦争と民族解放闘争 18、日本について、日露戦争、日本と米国

レーニンの人柄等、全集マメ知識

19~21

19、レーニンの考え方、人柄等 20、レーニンの人物評 21、全集マメ知識