新しい社会への歩みを邪魔する人

★マルクスの発掘に「神の手」を使ってしまった不破哲三氏

マルクスの発掘に「神の手」を使ってしまった不破さんからではなく、現実と古典から学ぼう!!

NEW!!(2024/02/17)

 

「日本共産党第29回大会決議」を踏まえ、

ホームページ4-3「☆『桎梏』についての不破さんの仰天思想」を改訂いたしました。

「日本共産党」の「第29回大会決議」は、不破さんの「『利潤第一主義』の問題を中心にすえることなしに、資本主義の害悪を語ることはできない」(『前衛』No904)という非マルクス的な謬論に導かれて、「生産手段の社会化」なるものによって「利潤第一主義」から自由になることで「社会主義・共産主義」を実現するといいます。

そこであらためて、不破さんの「『利潤第一主義』の問題を中心にすえることなしに、資本主義の害悪を語ることはできない」という謬論によって、科学的社会主義の運動にどれだけ害毒が与えられ、「共産党」の衰退を招いたのかを明らかにするために、「第29回大会決議」を踏まえ、ホームページ4-3「☆『桎梏』についての不破さんの仰天思想」を改訂いたしました。

関係者も無関係な人も〝科学的社会主義〟に、ちょっと、触れてみませんか。混沌とした資本主義社会の先にあるものが、少しは、見えてくるかもしれません。

「新しい社会への歩みを邪魔する人」のページの構成について

 

「新しい社会への歩みを邪魔する人」のページの構成は、

〝AZシリーズ〟と〝各論シリーズ〟との二部構成

①〝AZシリーズ〟は、不破さんが『資本論』をテーマとして『資本論』の歪曲・捏造を行ないマルクス・エンゲルスを誹謗・中傷していることの暴露と科学的社会主義の思想とは無縁な不破さんの「社会発展」論と「未来社会」論の総括的な批判を行なっています。

②〝各論シリーズ〟は、不破さんとその助さん格さんとも言うべき二人が『前衛』や『経済』等で科学的社会主義の思想を歪めたり否定したりしてマルクス・エンゲルス・レーニンの価値を低めている個々のテーマについて、その誤りを明らかにしています。

 是非、各HPの一つ一つを丁寧にお読み下さり、熟考して下さい。そして、話し合って下さい。

このページを作った三つの理由

 

日本共産党に圧倒的な影響力を持ち続けている不破さん

 日本共産党は、情勢分析においては、日本の社会、経済のあり方に決定的な影響を及ぼす独占資本のグローバル展開を無視して視野の外におき、運動のすすめ方においては、〝人民による政治〟をとことん追求する姿勢を欠いている。
 私は、そのような弱点を生みだした大きな原因の一つが、日本共産党にいまだに圧倒的な影響力を持ち続けている不破哲三氏の経済の捉え方、歴史の捉え方、革命運動の捉え方の影響によるものと思っている。

 

マルクス・エンゲルス・レーニンの一言半句を使って誤った持論を展開する不破さん

  不破さんは、『資本論』の中の一言半句を利用して誤った持論の普及を試みる。たとえば、資本主義のもとで自らの命を守るための「社会的障害物」の意義につ いてのマルクスの考えを歪曲して、その獲得を絶対目標にして、資本主義のもとでの「社会的障害物」の限界、社会変革の必要性を黙殺する。たとえば、マルク スは独占資本が社会発展の「桎梏」になると言っているのに、「利潤第一主義」という超歴史的な概念を持ちだして、「利潤第一主義」にもとずく資本の行動は 全て「桎梏」化の現れだと言い、いま日本で独占資本が「産業の空洞化」によって日本の社会経済の深刻な危機をもたらし、まさに「桎梏」となっていることを 曖昧にさせる。たとえば、「必然性の国」と「自由の国」について、「自由の国」とは「自由な時間」のことだと言い、これまでの「社会主義」論は分配のこと だけをいっていて魅力がないという。
  しかし、いま示した三つの例は、いずれも『資本論』の原文を読めば、子供でもない限り、不破さんの主張がいかに間違っているかは明らかです。

 

科学の対極にいる不破さん

  また不破さんは、マルクス・エンゲルス・レーニンが、「恐慌」や「帝国主義」というその時々の革命運動の〝環〟を捉えて資本主義を曝露することを一面的に 曲解して、認識の「誤り」と誹謗したうえで、資本主義のルールの確立を唯一の前進とみなし、その限界と革命の意義についてのマルクス・エンゲルス・レーニ ンの主張をないがしろにする。唯物史観を否定して上部構造の役割を不当に強調し、革命運動の主体を労働者・国民ではなく共産党が「指揮者」として振る舞う こととみる。これらの持論をマルクスを利用して正当化するために、神の手を使ってマルクスを発掘する。このように、私の見る限り、不破哲三氏は科学の対極 にいる人だ。

 

みんなで意見を出しあって、何が正しいかを知ろう!!!

 日本共産党の情勢分析と運動のすすめ方は、この不破さんの「思想」で覆われている。しかし、生涯をかけてマルクス・エンゲルス・レーニンを研究したり、 勉強したりしている共産党にシンパシーを感じている研究者、党の専従職員の誰一人としてこのことを言わない。恐ろしい組織だ。不破さんは全能の神ではな い。神の手を使って事実を捏造しても神にはなれない。私たちの認識論は、一人の「科学の対極にいる人」の考えを正しい認識としてみんなが学ぶことではないはずだ。意見を 出しあって、何が正しいかを知ることだ。そういう組織になるよう、党の指導部にいる人は、本当の共産党員ならば、力を尽くさなければならない。それができないなら ば、みんなで新しい組織をつくるしかないだろう。

ここから、ページの簡単な紹介をします。

〝AZシリーズ〟

AZ

 

AZ「自らの虚構にあわせるための『資本論』の変造」

このページは、〝AZシリーズ〟の〝導入のページ〟であるとともに〝まとめのページ〟

「AZ」は、不破さんの『資本論』変造の壮大なカラクリを明らかにし、マルクス・エンゲルスと不破さんとの世界観・革命観の違いの核心である「産業循環」に対する見方の違いを明らかにすることによって、「AZ」シリーズをより理解していただくための導入のページです。

 そして、このページは、これまで不破さんが行なってきたマルクス・エンゲルス・レーニンの著作の歪曲と彼らに対する誹謗・中傷を暴露する〝導入のページ〟であるとともに〝まとめのページ〟でもあります。

正義の味方、真実の友であるはずの『赤旗』は、『資本論』を歪曲・改竄しエンゲルスの編集を誹謗した、不破さんの欺瞞の新刊本「『資本論』完成の道程を探る」に「マルクスが心血を注ぎ、エンゲルスがその完成に生涯をかけた全道程が明らかに!」との〝欺瞞〟のタイトルを付けて宣伝し、『資本論』の「第二部」「第三篇」のマルクスの論証過程を、不破さんは悪意をもって誹謗しているにもかかわらず、自ら編集を指揮した贋作「新版 資本論」の「第二部」「第三篇」の宣伝では、「マルクスは、第三篇で再生産過程の全容を示す表式と拡大再生産の条件を示すことに成功した」などと、一見、マルクスの功績を認めたかにような宣伝をしています。

 このページは、このように『赤旗』紙上を占拠して連日のように行なわれる宣伝のデマを暴露し、デマ宣伝をするのをただちにやめるよう求めています。

このページは、不破さんが編集を指揮した贋作「新版 資本論」を売るための『赤旗』のキャンペーンに登場した平野喜一郎という人が、「『恐慌=革命』という資本主義の自動崩壊論はマルクスの死後も克服されることなく信じられてきました」と、不破さん譲りのウソを言っていることについて、平野氏自身も「資本主義の自動崩壊論」なるばかばかしい「理論」(?)を信じていたのかを問い、不破さんがなぜ二一世紀になってそんなウソを創作したのかを見ていきます。

AZ1シリーズ

 AZ1シリーズ

「不破さんの『資本論』(反面教師)講座」の解説

電車の中でも、5分、10分と時間が空いたときにスマホで簡単に科学的社会主義の思想がまなべる画期的なページです!!

「AZ1」は、〝AZシリーズ〟の総括として、不破さんが行なってきた『資本論』の歪曲・捏造とマルクス・エンゲルスの誹謗・中傷について、分解し番号をふり、番号ごとにひとかたまりの文章として、電車の中でも、5分、10分と時間が空いたときにスマホで簡単に読めるように編集しました。

 「AZ1」は、不破さんの『資本論』解説の反面教師ぶりを暴露し、不破さんが〝国民のために経済がある新しい共同社会〟を創るためにいかに有害な存在であるかを明らかにしています。是非、気楽に読んで〝正しいマルクス通〟になって下さい。

検索は下記で!!!

ホームページ「不破さんの『資本論』(反面教師)講座」の解説(その1)

ホームページ「不破さんの『資本論』(反面教師)講座」の解説(その2)

ホームページ「不破さんの『資本論』(反面教師)講座」の解説(その3)

ホームページ「不破さんの『資本論』(反面教師)講座」の解説(その4)

ホームページ「不破さんの『資本論』(反面教師)講座」の解説(その5)

ホームページ「不破さんの『資本論』(反面教師)講座」の解説(その6)

AZ2シリーズ

 

AZ2シリーズ

「資本論』刊行150年にかこつけてマルクスを否定する不破哲三氏」

「AZ2」は、『しんぶん赤旗』に2017年8月1日から14回にわたって連載された「『資本論』刊行150年に寄せて」という、推測を混えながらマルクスの文章を利用して自らの考えを読者に植えつけようとする不破さんの文章の誤りを明らかにしたものです。

 不破さんの「『資本論』刊行150年に寄せて」には、「自由の国」とは資本主義社会にもある「余暇時間」のことで、発展した共産主義社会でも労働は「義務的な」ものだなど言う、これまでの不破「理論」の特筆すべき進化もみられます。

検索は下記で!!!

ホームページ『資本論』刊行150年にかこつけてマルクスを否定する不破哲三氏(その1)

ホームページ『資本論』刊行150年にかこつけてマルクスを否定する不破哲三氏(その2)

ホームページ『資本論』刊行150年にかこつけてマルクスを否定する不破哲三氏(その3)

ホームページ『資本論』刊行150年にかこつけてマルクスを否定する不破哲三氏(その4)

AZ3シリーズ

 

AZ3シリーズ

「エセ「マルクス主義」者の『資本論』解説」

「AZ3」は、不破さんが、「多くの点で、『資本論』の解釈がこれまでのそれとはまったく違っ」た観点から、これまで大切だと思っていたことを欠落させ、科学的社会主義の思想とは無縁な仰天思想で『資本論』を厚化粧させ、『資本論』の誤った理解を読者に押しつけることによって、読者をミスリードするために書いた「『資本論』探求」の内容を糺したものです。

 「AZ3」で、不破さんが「『資本論』探求」で『資本論』の何を欠落させ、『資本論』にどのような間違った理解を押しつけようとしているのかを見ることによって、みなさんが科学的社会主義の思想をより深く知り、そのことによって日本の現状に対す理解を一層深め、未来を展望する確かなよりどころを得るための一助となることが出来れば幸いです。

検索は下記で!!!

ホームページエセ「マルクス主義」者の『資本論』解説(その1)

ホームページエセ「マルクス主義」者の『資本論』解説(その2)

ホームページエセ「マルクス主義」者の『資本論』解説(その3)

ホームページエセ「マルクス主義」者の『資本論』解説(その4)

ホームページエセ「マルクス主義」者の『資本論』解説(その5)

AZ4シリーズ

 

AZ4シリーズ

「不破さん監修の「新版『資本論』」の読み方について」

「AZ4」は、不破さんがマルクスの名を冠して「新版『資本論』」なるものの刊行を始めるに当たって、『資本論』を革命の武器から改良主義の弁明書に変えさせないために、これまで不破さんが『資本論』に関して述べてきた謬論の数々を読者に提供することによって、ワクチンの役割を果たそうとするものです。

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ホームページ不破さん監修の「新版『資本論』」の読み方について(その1)

ホームページ不破さん監修の「新版『資本論』」の読み方について(その2)

ホームページ不破さん監修の「新版『資本論』」の読み方について(その3)

ホームページ不破さん監修の「新版『資本論』」の読み方について(その4)

ホームページ不破さん監修の「新版『資本論』」の読み方について(その5)

ホームページ不破さん監修の「新版『資本論』」の読み方について(その6)

AZ5シリーズ

 

AZ5シリーズ

「科学的社会主義の思想とは無縁な不破さんの「社会発展」論と「未来社会」論」

 「AZ5」は、不破さんの科学的社会主義の思想とは無縁な「社会発展」論と「未来社会」論に総括的な批判を加え、科学的社会主義の思想にもとづく〝社会発展〟のあり方と〝未来社会〟の展望を明らかにしています。

検索は下記で!!!

ホームページ科学的社会主義の思想とは無縁な不破さんの「社会発展」論

ホームページマルクスと無縁な不破さんの「未来社会」論

ホームページ マルクスと無縁な不破さんの「未来社会」論(詳細版)

〝各論シリーズ〟

不破さんの誤りの一覧

「桎梏」についての不破さんの仰天思想(『前衛』2013年12月号)

〈その他の謬論〉

〈総括〉