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二一世紀は何処に向かって進んでいるのか

まちがって天地を逆に挿入してしまいました。

 二一世紀は何処に向かって進んでいるのか

突然ですが、まずはじめに、このページ群の最新のページを紹介させていただきます。

「GDPから人間中心の世界観に転換を!!」と人はこぞって言います。しかし、いまある〈資本主義の社会〉は、「資本」を大きくすることによって社会の発展を図るという仕組みの社会です。だから、その結果、必然的に人間ではなくGDPが価値をもつ「世界」になってしまいます。

このページは、このような〈資本主義の社会〉とその次に来る21世紀から始まる〝新しい社会〟との違いを、過去の労働の蓄積である資産の役割、経済と企業の拡大のさせ方、経済と企業の発展の条件、企業の経営への参加者と経営の進めかた、民主主義、インフレ対策という六つの項目で比較検討し、21世紀の〝新しい社会〟を実現するために何が必要なのかを、みなさんと一緒に、考えます。

このページ群の紹介

 

このページ群のテーマ

このページは、〝経済は社会のため、国民のためにある〟という当たり前のはずのことがなぜ実現しないのか、どうすれば実現できるかということを、みなさんと一緒に考えるためのページです。このページ全体を通じて、みなさんと一緒に、資本主義社会での「民主主義」と「自由と平等」のあり方とその限界の問題を含め、〝資本主義的生産様式の社会〟とはどのような社会なのかということを見つめ直し、〝二一世紀は何処に向かって進んでいるのか〟を多面的に見て、二一世紀が弱肉強食の野蛮の時代から人類共生の文明の時代への人類史上画期的な転換点であることを確認し、そのための条件を考察し、「資本主義的生産関係」という古い上着を脱ぎ捨てた、〝beyond資本主義の社会〟とはどのような社会なのかを、探究し、展望して行きたいと思います。

社会への富の還元と企業の生産性の向上とが車の両輪のように機能し、社会を豊にすることによって個人も豊になる社会システム、そのような社会へのパラダイムシフトが、いま、強く、求められています。ホームページ群2-1「二一世紀は何処に向かって進んでいるのか」の各ページを訪れていただいたみなさんが、資本主義を超えた社会へのパラダイムシフトへの確信と希望を得ることができれば幸いです。是非、一緒に考え、共に、豊かな思想を育んで行きましょう。

 

このページ群の構成と各ページのタイトルの紹介

このページ群は、「資本主義の仕組みとその限界から見えてくるものは?」と「資本主義に変わる〝新しい社会の仕組み〟の社会の基本的な姿とは?」という二つのページ群で構成されており、ページの構成と各ページのタイトルは次のとおりです。

〈ページの構成と各ページのタイトルの紹介〉

その0…〈資本主義の社会〉と〈〝経済は社会のため、国民のためにある〟という社会〉との違い

2-1-0〈資本主義の社会〉と〈〝経済は社会のため、国民のためにある〟という社会〉との違いとは

その1…資本主義の仕組みとその限界から見えてくるものは?

2-1-1 二一世紀はどこに向かって進んでいるのか(その1)

2-1-2 二一世紀はどこに向かって進んでいるのか(その2)SDGsが実現される社会とは

2-1-3〝社会のあり方〟と〝自由と民主主義〟の現在・過去・未来

2-1-4 資本主義社会とはどのような社会なのか

2-1-5「資本」のための経済から「人間」のための経済へ

その2…資本主義に変わる〝新しい社会〟の基本的な姿とは?

2-1-6 現代の資本主義が準備する新しい生産様式の社会

2-1-7「資本主義的生産様式の社会」と「ポスト資本主義社会」との違いとは

2-1-8「資本主義的生産様式の社会」に変わる〝新しい生産様式の社会〟とは

お願い

なお、2-1-4「資本主義社会とはどのような社会なのか」と2-1-5「「資本」のための経済から「人間」のための経済へ」は他のページの二倍くらい容量で、しっかりお読み頂きたいので、ぜひ、PDFファイルをダウンロードしてお読みいただければ幸いです。

その0…〈資本主義の社会〉と〈〝経済は社会のため、国民のためにある〟という社会〉との違い

このページの紹介は、このページの一番始めでしていますので、そちらをご覧下さい。

その1…資本主義の仕組みとその限界から見えてくるものは?

 

〈その1…資本主義の仕組みとその限界から見えてくるものは?〉について

このページ群は、みなさんと一緒に、世界の政治・経済の潮流や資本主義のもとでの「民主主義」や「自由と平等」のあり方とその限界など〝資本主義的生産様式の社会〟をとりまく状況を再確認し、〝二一世紀は何処に向かって進んでいるのか〟を多面的に見て、〝資本主義の仕組みとその限界から見えてくるもの〟を明らかにしていきたいと思います。

私たちには、社会への富の還元と企業の生産性の向上とが車の両輪のように機能し、社会を精神的にも物質的にも豊にすることによって個人も精神的にも物質的にも豊になる社会システム、そんな社会へのパラダイムシフトが、いま、強く、求められています。みなさんが、これから紹介する各ページをご覧いただき、熟考され、これらのことをイメージでき、確信と希望を得ることができれば幸いです。

各ページの紹介

現代は資本主義的生産様式が支配する世界であり、私的資本の富が拡大することを通じて経済を拡大させ社会を維持させるシステムの社会です。この資本主義的生産様式を支える「自由」と「民主主義」に従って経済活動が行なわれると「富」は富める者の方に集中し、構造的な貧富の差が生まれ、格差はますます蓄積されていきます。

このページは、このような現実に直面して、どうしたらこの〝難題〟を解決することができるのか、〝経済は社会のため、国民のためにある〟というあたりまえの考えを実現するために、国連は世界をどのように「変革」しようとしているのか、ダボス会議は資本主義的生産様式をどのように「リセット」しようとしているのか。二一世紀はどこに向かって進んでいるのかを、皆さんと一緒に考えるための、最初のページです。

国連がめざすSDGsは、〝各国〟の〝すべての人々〟が等しく恩恵を受けられるような経済・社会、そして、地球の安定的で彩り豊かな発展を保証するような経済・社会の構築をめざしています。そして、それは、〝経済は社会のためにある〟という社会でなければ実現しません。

それでは、〝経済は社会のためにある〟という社会はどのように実現されるにか。それは、資本が大きくなることによって経済を発展させる仕組みの社会を卒業して、国民が企業と経済をコントロールできるようにならなければ実現しません。このページは、そのことを再確認します。

資本主義社会の礼賛者たちは、資本主義社会が〝自由と民主主義〟の王国のように言います。

 このページは、〝社会〟と〝自由〟と〝民主主義〟との関係について、社会の進み具合に応じてどのように変化していくのかを、資本主義社会における「自由」の特徴と「民主主義」の限界を明らかにし、資本主義社会における自由の質を〝他者を顧みない個人的な自由〟から〝社会の発展を保障する自覚的な自由〟へ、平等の質を〝形式的な平等の保障〟から〝実質的な平等の保障〟へ、友愛の質を国家・民族・宗教を超えた人類共生の友愛へ、と自由・平等・友愛の質を一変させる来るべき新しい社会の自由・平等・友愛について、みなさんと一緒に、見ていきます。

「自由」な「契約」によって成り立っている資本主義社会はどのような社会なのか。あなたのイメージに合っているか、それとも違うのか。そうだったのかと唸るのか、それともそれは違うと反論するのか。

ページは、〝巧妙に作られた「画期的」な搾取の仕組みの社会〟である資本主義社会を丸裸にし、資本主義社会の歴史的使命・役割を明らかにして、〝資本主義社会に続く新しい生産様式の社会〟を展望します。

必ずみなさんの期待に応え、みなさんの役に立つページになると思いますので、是非、お読み下さい。ちょっとボリュームがありますので、PDFファイルをダウンロードして、じっくりお読み頂ければありがたいです。

2-1-5

「資本」のための経済から「人間」のための経済へ

──経済は社会を豊かにし、人々の生活を豊かにするためにある──

このページは、あらためて、資本主義的生産様式の仕組みを明らかにし、〝経済は社会を豊かにし人々の生活を豊かにするためにある〟という社会の生産の仕方とはどのようなものなのかを考え、そのような社会はどうしたら実現できるのかをみなさんと一緒に見ていきます。

その2…資本主義に変わる〝新しい社会〟の基本的な姿とは?

 

〈その2…資本主義に変わる〝新しい社会〟の基本的な姿とは?〉について

このページ群は、〝新しい生産様式の社会〟の概要をスケッチし、「資本主義的生産様式の社会」と〝新しい生産様式の社会〟との違いと〝新しい生産様式の社会〟の優位性の検証し、〝新しい生産様式の社会〟はどのように実現されるのかを、みなさんと一緒に、見ていきます。

各ページの紹介

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現代の資本主義が準備する新しい生産様式の社会

──「資本」のための経済から「人間」のための経済への転換の条件──

このページは、〝新しい生産様式の社会〟の概要をスケッチしたものです。

 現在の日本を見て、私的資本による社会経済の支配が破綻せざるを得ないことを明らかにし、現代の資本主義が準備する新しい生産様式の社会とはどのようなものなのかを考え、新しい生産様式の社会は人間をどこへ導くかを見ていきます。

このページは、「資本主義的生産様式の社会」と「ポスト資本主義社会」との違いを、それぞれの「生産様式」のもつ法則に基づき「産業」と「労働」の面から箇条書きに整理し、現在の日本が「資本主義的生産様式の社会」を捨て、〝新しい生産様式の社会〟への途に進路を変えなければ、手遅れになりかねないことを指摘し、日本の未来のために私たち一人ひとりが日本を変える大河の一滴となることを呼びかけます。

2-1-8

「資本主義的生産様式の社会」に変わる〝新しい生産様式の社会〟とは

──〝新しい生産様式の社会〟は主権者である国民・労働者階級が創る──

このページは、〝資本主義的生産様式の社会〟の推進力とその限界を明らかにし、それに変わる〝新しい生産様式の社会〟とはどのような社会なのかを示し、そのために何が必要で私たちは何をすればよいのかをみなさんと一緒に考え、このページをご覧いただいたみなさんに日本の未来のために躍動するためのささやかなヒント提供します。

編集後記

これらのページ群をお読み頂いて、「資本主義的生産様式の社会」が〝新しい生産様式の社会〟に変わる合理的な理由を納得され、その変革は、単なる「政治」の問題などではなく、社会の仕組みそのものの変革であり、それ故に国民の総意と総参加なくして実現できないことを、みなさんと共有することができれば、これ以上の喜びはありません。