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二一世紀は何処に向かって進んでいるのか

 二一世紀は何処に向かって進んでいるのかページ紹介

このページ群は、まずはじめに、国連とダボス会議での〝21世紀に対処すべき課題〟についての取り組みと討論の概況を紹介し、次に、資本主義社会とはどのような社会なのかを多面的な角度から考察し、最後に、資本主義の生産の仕方が持つ矛盾の克服の仕方を、みなさんと一緒に探究し、明らかにしていきたいと思います。

ページ群の構成と各ページのタイトルの紹介

二一世紀は何処に向かって進んでいるのか

2-1-1二一世紀はどこに向かって進んでいるのか

資本主義社会とはどのような社会なのかの多面的な角度からの考察

2-1-2資本主義的生産様式の社会の仕組み

2-1-3〝社会のあり方〟と〝自由と民主主義〟の現在・過去・未来

2-1-4資本主義社会の全体像

資本主義に変わる〝新しい社会〟とは

2-1-5「資本」のための経済から〝人間〟のための経済へ

2-1-6〈資本主義社会〉と〈21世紀に生み出される新しい社会〉との違いのまとめ

お願い

なお、2-1-4「資本主義社会とはどのような社会なのか」と2-1-5「「資本」のための経済から「人間」のための経済へ」は他のページの二倍くらい容量で、しっかりお読み頂きたいので、ぜひ、PDFファイルをダウンロードしてお読みいただければ幸いです。

二一世紀は何処に向かって進んでいるのか

 このページは、地球環境の危機がさけばれ、貧しい国と豊かな国そして貧しい人と豊かな人との貧富の差が益々拡大し、悲惨な戦争が強行され続けるなかで、国連は世界をどのように「変革」しようとしているのか、ダボス会議は資本主義的生産様式をどのように「リセット」しようとしているのか。二一世紀はどこに向かって進んでいるのかを、皆さんと一緒に考えるための、最初のページです。

資本主義社会とはどのような社会なのかの多面的な角度からの考察

このページは、あらためて、資本主義社会における「資本」の役割とはどのようなものなのか。そのような「資本」の働きによって社会にはどのような影響が出て、経済はどのような発展の仕方をするのか、など資本主義的生産様式の社会の仕組みをみなさんと一緒に見ていきます。

資本主義社会の礼賛者たちは、資本主義社会を〝自由と民主主義〟の王国のように言い、資本主義社会の「自由と民主主義」を礼賛し、世界に押し付けています。

 このページは、〝社会〟と〝自由〟と〝民主主義〟との関係について、社会の進み具合に応じてどのように変化していくのか、そして、資本主義社会における「自由」と「民主主義」の特徴とその限界とを、みなさんと一緒に見て、資本主義社会のその先にある新しい社会、〝人類共生の社会〟の自由・平等・友愛について、みなさんと一緒に、考えていきたいと思います。

このページは、労働者階級が創った富が搾取されているのに、なぜ、封建時代のようにあからさまな〝搾取〟として国民の目に映らないのか、富を生み出しているのは労働者たちなのに資本家たちが当然の如く君臨している〝転倒した社会〟が、なぜ、私たちの目に自然なもののように感じられるのか、資本主義的生産様式の社会は、なぜ、新しい生産様式の社会に席を譲らなければならないのか、資本主義社会の全体像をみなさんと一緒に見ていきます。

*ちょっとボリュームがありますので、PDFファイルダウンロードして、じっくりお読み頂ければありがたいです。

資本主義に変わる〝新しい社会〟とは

このページは、まずはじめに、資本主義的生産様式の社会の変革の必要性と変革の結果がもたらすであろうものについて簡単に見て、資本主義の社会を変えるためには何が必要なのかを明らかにし、新しい社会を支える制度と新しい社会を支える人について考察し、最後に、そのために推進すべき当面の課題を提起しています。

*ちょっとボリュームがありますので、PDFファイルダウンロードして、じっくりお読み頂ければありがたいです。

「GDPから人間中心の世界観に転換を!!」と人はこぞって言います。しかし、いまある〈資本主義の社会〉は、「資本」を大きくすることによって社会の発展を図るという仕組みの社会です。だから、その結果、必然的に人間ではなくGDPが価値をもつ「世界」になってしまいます。

このページは、このような〈資本主義の社会〉とその次に来る21世紀から始まる〝新しい社会〟との違いを、生産と分配の仕方と社会の発展の仕方、経済と企業の発展の条件、企業の経営への参加者と経営の進めかた、民主主義、インフレ対策という五つの項目に絞って、みなさんに一瞥していただくことで「〈資本主義社会〉と〈21世紀に生み出される新しい社会〉との違いのまとめ」といたしました。 

編集後記

これらのページをお読み頂いて、「資本主義的生産様式の社会」が〝新しい生産様式の社会〟に変わらなければならない合理的な理由があることに納得され、その変革は、「政治」や「企業の所有者」を変えれば済むなどいう問題ではなく、社会全体の仕組みそのものを変革する問題であり、それ故に国民の総意と総参加なくして実現できないということをみなさんが納得され、このことを、みなさんと共有することができれば、これ以上の喜びはありません。